ＴＤＫが秋田に２５０億円で新工場建設。中国の人件費の上昇や円安など海外生産リスクが国内回帰の流れに

TDKは26日、秋田県内の2工場を拡張すると発表した。本荘工場(秋田県由利本荘市)の敷地内に電子部品の新たな生産拠点となる本荘工場新棟を、稲倉工場(同県にかほ市)の敷地内に稲倉工場新棟を、それぞれ建設する。投資総額は約250億円。

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（朝日新聞）ＴＤＫ、秋田に新工場建設へ　円安を踏まえ国内に拠点

電子部品製造のＴＤＫは、スマートフォンや車載向けの部品をつくる新工場を秋田県に建設する。本荘工場（由利本荘市）と稲倉工場（にかほ市）の敷地内で２０１６年末の稼働を予定。約２５０億円を投じる。円安や人件費の上昇など軸足を移していた海外生産のコスト増を踏まえ、８年ぶりに国内での大規模な工場新設に踏み切る。新工場は世界戦略上の「マザー工場」と位置づける。

引用元-−-朝日新聞

（産経ニュース）ＴＤＫが秋田の２工場を強化　２５０億円投入

電子部品大手のＴＤＫは２６日、約２５０億円を投じて秋田県内の２工場を強化すると発表した。円安で国内生産の採算性が改善する中、スマートフォンや自動車向け電子部品の世界的な需要増に対応する。いずれも来年末の量産開始を目指す。

　強化するのは本荘工場（由利本荘市）と稲倉工場（にかほ市）で、それぞれの敷地に新棟を建設する。本荘の新設備では主にスマホの通信に使う電子部品を手掛け、稲倉は電子部品の材料などを製造する。

　ＴＤＫの海外生産比率は９割程度。同社は今回建設する２拠点を新技術開発に取り組む「マザー工場」と位置付け、体制を強化する。

引用元-−-産経ニュース

（日本経済新聞）ＴＤＫ、８年ぶり国内工場　250億円投じ電子部品

ＴＤＫは250億円を投じ、スマートフォン（スマホ）や自動車向け電子部品の新工場２棟を秋田県に建設する。国内での大規模工場棟の新設は８年ぶりで、2016年末の稼働を計画している。円安の追い風を受けて国内生産の採算性が向上したと判断した。電子部品では村田製作所や太陽誘電も国内工場の建設を進めており、製造拠点の国内回帰が広がりそうだ。

引用元-−-日本経済新聞

（時事通信）ＴＤＫ、主力２工場に新棟＝２５０億円で電子部品生産

ＴＤＫは２６日、主要製造拠点である本荘工場（秋田県由利本荘市）と稲倉工場（同県にかほ市）の敷地内に通信用電子部品などを生産する新棟を建設すると発表した。投資額は合計で約２５０億円。２０１５年７月に着工し、１６年末から量産を開始する。同社が国内工場で大規模な新棟を建設するのは８年ぶり。　
　新棟では、通信ノイズを除去する高周波部品や電圧を制御する機器に使われるフェライトなどを生産する。不良品の発生を抑えるための生産技術改善を行う「マザー工場」との位置付けで、新規の大量雇用は想定していない。

引用元-−-時事通信

（マイナビニュース）TDK、秋田の2工場を拡張–総額250億円を投入、世界的な電子部品の需要増で

TDKは26日、秋田県内の2工場を拡張すると発表した。本荘工場(秋田県由利本荘市)の敷地内に電子部品の新たな生産拠点となる本荘工場新棟を、稲倉工場(同県にかほ市)の敷地内に稲倉工場新棟を、それぞれ建設する。投資総額は約250億円。

同社は、これまで秋田地区の拠点をグローバルな電子部品の生産拠点として強化してきたが、今回さらなる成長とグローバル競争に打ち勝つための成長戦略の一環として、本荘工場新棟ならびに稲倉工場新棟の建設を決定。秋田地区の電子部品の生産を、より集中的かつ効率的に行う戦略的な生産拠点を新設する。

新たな生産拠点を設けることで、磁性材料技術をはじめとする各要素技術の共有とプロセスの改善を促進し、世界的な電子部品の需要増に対応する。さらには顧客対応の迅速化、将来的な新事業・新製品の早期立ち上げが可能になるとしている。

本荘工場新棟は、2階建てで、延床面積約5万平方メートル。高周波部品、ピエゾ部品など電子部品の開発、設計および製造を行う。稲倉工場新棟は、一部2階建てで、延床面積は約1万5,000平方メートル。フェライト材料およびフェライトコアの開発、設計および製造を行う。2棟ともに、2015年7月に着工、2016年夏に竣工、同年末からの量産開始を予定している。

引用元-−-マイナビニュース

（NHK）ＴＤＫ 約８年ぶりに国内に工場建設

大手電子部品メーカーのＴＤＫは、このところの円安を背景に、国内の大規模工場としてはおよそ８年ぶりに秋田県内に工場を建設すると発表しました。

発表によりますと、ＴＤＫが新工場を建設するのは秋田県の由利本荘市の本荘工場とにかほ市の稲倉工場の敷地内で、世界的に需要が増えているスマートフォン向けの電子部品などを生産します。
新たな工場では品質の高い製品を効率的に生産するため、生産ラインの開発を行うなどグループ全体の競争力を高める生産拠点として位置づけることにしています。投資額はおよそ２５０億円だということで、ことし７月に着工し、来年末に生産を始める計画です。
ＴＤＫは業績の悪化を受けて４年前から秋田県内の４つの工場を閉鎖するなど工場の集約を進めてきましたが、このところの円安や業績の回復を背景に今回、工場の新設を決めました。この会社が国内で大規模工場を新設するのはおよそ８年ぶりです。
ＴＤＫは「電子部品を巡る競争は厳しいが、高い品質で他社との差別化を図るため投資を決めた」と話しています。

引用元-−-NHK

twitterの反応

ＴＤＫ、秋田に新工場建設へ　円安を踏まえ国内に拠点 – 朝日新聞デジタル http://t.co/4MMKxEJj2F 　工場建設して稼働する頃に円高にならないことを祈るだよ。円安傾向は数年は続くという予測のもとでの運営なのだろうなあ。

— yasuchan (@toinoni) February 26, 2015

今朝の日経。TDKが8年ぶりに国内工場を建設。秋田県に250億円を投じて電子部品工場を作る。村田製作所や太陽誘電などこのところ電子部品メーカーの国内工場新設が相次いでおり、ここにも国内回帰の流れ。

— 早見雄二郎（株式評論家） (@hayamiy) February 25, 2015

秋田県の由利本荘市に250億円。一割として25億円の利益。最低でも4%で10億円。10億円から25億円の利益なら売り上げで100億以上？地元に人件費10億は… Reading:ＴＤＫ 約８年ぶりに国内に工場建設　NHKニュース http://t.co/dHKn4gCO7H

— suzuki hiroco (@hiroco2003) February 26, 2015

TDK、秋田 由利本荘の拠点をいかにスクラップして海外に移行させよう、だったのに、円安で国内回帰して重要拠点化かあ <承前RT

— ぱんかれ(pumpCurry) (@pcb) February 25, 2015

電力需要が伸びますね。RT @hayamiy: 今朝の日経。TDKが8年ぶりに国内工場を建設。秋田県に250億円を投じて電子部品工場を作る。村田製作所や太陽誘電などこのところ電子部品メーカーの国内工場新設が相次いでおり、ここにも国内回帰の流れ。

— 頼むぞ火力！アカは嫌い！ (@cyclone400) February 25, 2015