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エイズ治療薬「アバカビル」が成人T細胞白血病(ATL)に有効!京都大学の研究チームが解明!3年後実用化目指す

      2015/06/13

エイズ治療薬「アバカビル」が成人T細胞白血病(ATL)に有効!京都大学の研究チームが解明!3年後実用化目指す

エイズの治療薬として臨床で広く使用されている抗ウイルス薬「アバカビル」が「成人T細胞白血病(ATL)」と呼ばれる血液のがんの一種に効果があることを、京都大大学院医学研究科の高折晃史教授らのチームが明らかにした。医師主導の治験を行い、3~4年後にも実用化したいという。

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(朝日新聞)エイズ治療薬、白血病に効果 京大など今秋にも臨床研究

よく使われるエイズ治療薬の一つが、日本人に多い成人T細胞白血病(ATL)のがん細胞を殺す働きがあることを京都大のグループが見つけた。今のATLの治療は薬も骨髄移植も効果が限られる。グループは、この薬が新たな治療法になるか確かめる臨床研究を今秋にも始める。

 研究成果は米科学誌サイエンス・アドバンシズに25日発表する。ATLは、白血球の一種の「T細胞」に「HTLV―1」というウイルスが感染して起きる。母親から子へ母乳で感染したりし、発症すると感染した細胞が異常に増殖して全身に広がる。国内の感染者は約108万人で、うち5%ほどが発症する。

 エイズも同じタイプのウイルスが原因で、感染した細胞で自身の遺伝情報を持つDNAを合成して増える。ATLにも効くエイズ治療薬がないか、グループは培養したATL細胞で様々な薬を試すと、ウイルスがDNAを合成することを妨げる「アバカビル」に最も高い効果がみられた。

引用元-−-朝日新聞

(日本経済新聞)エイズ薬、血液がんの一種に有効 京大チームが発表

エイズの治療に使われる抗ウイルス薬「アバカビル」が、ウイルスにより引き起こされる血液がんの一種に有効なことを京都大のチームが確かめ、海外の科学誌電子版に発表した。

 アバカビルが抗がん作用を示したのは、成人T細胞白血病(ATL)。

 高折晃史教授(血液内科)は「アバカビルの適用拡大を目指した治験を秋ごろから始め、ATLの新しい治療法開発につなげたい」と話した。

 ATLはHTLV1というウイルスの感染により起きる。100万人以上の感染者が国内にいるとされ、年間の発症者数は千人前後。有効な治療法は確立されていない。

 チームは、既存の抗ウイルス薬の中からATLに効果を示すものを探索。ATL患者のがん細胞を使って調べた結果、エイズウイルスの増殖を防ぐアバカビルが、がん細胞を死滅させ、がん細胞の増殖を防ぐことを発見した。正常な細胞には影響がなかった。

 アバカビルは、人の細胞の中に取り込まれると遺伝子を傷つけるという問題があるが、正常な細胞では特定の酵素により除去される。一方、がん細胞では、この酵素の働きが弱まっていてアバカビルが除去されず細胞内にとどまるため、がん細胞を死滅させるという。

引用元-−-日本経済新聞

(毎日新聞)エイズ薬:成人T細胞白血病に効果 京大、マウスで確認

エイズ治療薬の一つが、ウイルスが引き起こす難治性の「成人T細胞白血病(ATL)」に効果があることを、高折晃史(あきふみ)京都大大学院医学研究科教授らの研究グループがマウスの実験などで確認した。ATLの新たな治療法の開発が見込まれ、グループは今秋から臨床試験を始める。

ATLは国内で約108万人の感染者がいるとされ5%程度が発症する。抗がん剤治療をしても3年生存率は22%、造血幹細胞の移植でもあまり生存率は伸びず、極めて予後が悪い。

 研究グループは、ATLを引き起こすウイルスと型が近いヒト免疫不全ウイルス(HIV)の感染によるエイズの治療で、最もよく使われる薬「アバカビル」に着目した。ATL患者から取り出して培養した細胞株に加えたところ、腫瘍の増殖を抑えることを確認。さらにマウスを使った実験でも同様の結果が得られた。アバカビルはATL細胞に取り込まれると、細胞のDNA断裂を起こし、増殖を抑制するという。

 高折教授は「アバカビルはATLに強力な抗がん作用があることが分かった。ATLの新たな治療法の開発につながる」と話し、早ければ2018〜19年にATLへの適用拡大を申請したいとしている。

 論文は25日、米オンライン科学誌サイエンスアドバンシーズに掲載される。

引用元-−-毎日新聞

(時事通信)成人T細胞白血病に効果か=エイズ治療薬-京都大

エイズ治療薬「アバカビル」に、免疫細胞のT細胞ががん化する「成人T細胞白血病(ATL)」を抑止する効果があることを発見したと、京都大大学院医学研究科の高折晃史教授らの研究グループが発表した。新たな治療法の開発や肺がんなどへの応用も期待できるという。論文は24日、米科学誌サイエンス・アドバンセス(電子版)に掲載された。
 ATLは、レトロウイルスのヒトT細胞白血病ウイルス1型が原因とされる血液のがん。国内感染者は約108万人おり、1年間に約5%が発症する。治療法は化学療法や造血幹細胞移植だが、3年生存率は3割程度にとどまるという。
 研究グループは、アバカビルがATL細胞を死滅させることを発見。ニワトリの細胞などを使った特殊な実験で、DNAの異常を修復する機能を持つ酵素が関与していることを突き止めた。ATL細胞では、この酵素の発現量が少なくなるため、DNAに入り込んだアバカビルを取り除くことができず、ATL細胞が死滅してしまうという。 
 高折教授は「今秋から2年間、ATL患者20人にアバカビルを投与する臨床治験を実施する」と話している。

引用元-−-時事通信

(産経ニュース)エイズ治療薬が「白血病」に効果 京大チーム解明、3年後実用化目指す

エイズの治療薬として臨床で広く使用されている抗ウイルス薬「アバカビル」が「成人T細胞白血病(ATL)」と呼ばれる血液のがんの一種に効果があることを、京都大大学院医学研究科の高折晃史教授らのチームが明らかにした。医師主導の治験を行い、3~4年後にも実用化したいという。米科学誌の電子版に25日掲載される。

 既存の薬を別の病気の治療に活用する手法は「ドラッグ・リポジショニング」と呼ばれる。すでに臨床で使用されている薬剤は安全性や副作用が検証されているため、新しく薬剤を開発するよりも費用や期間を抑えることができるとして、注目されている。

 高折教授らは、ATLの細胞にアバカビルを投与。強力な抗がん作用があることを発見した。さらに詳しく調べたところ、ATLの細胞はDNAを修復する機能が損なわれており、アバカビルによって染色体の断裂が起こって細胞死に至ることを解明。正常な細胞は、DNA修復機能を持つため支障がないという。

 ATLはウイルスによって起こるがんで、既存の化学療法を施しても患者の約80%が3年以内に死亡するなど、予後が悪い。ウイルスの感染者は国内に約100万人いるとされ、年間800~1200人が新たに発症するという。今秋にも治験をスタートし、2年間で約20人の患者に投与する。高折教授は「ほかのがんにも効く可能性があり、研究を進めたい」と話している。

引用元-−-産経ニュース

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