HIV（エイズ）の感染確率ってどのくらい？クラミジアなどの性病に感染しているとHIV感染の可能性が高まります。

日本で増え続けているHIV（エイズ）の感染率はどのくらいなのでしょうか？自分には感染の可能性は無いと言い切れますか？エイズは意外と身近な病気になってきています。性交などで確率や感染の可能性について調べてみました。

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HIVとエイズの違いって？

HIVとは、Human Immunodeficiency Virus（ヒト免疫不全ウイルス）のことで、ヒトの体をさまざまな細菌、カビやウイルスなどの病原体から守る（このことを”免疫”といいます）のに大変重要な細胞である、Tリンパ球やマクロファージ（CD4陽性細胞）などに感染するウイルスです。HIVは大きく分けて、HIV１型とHIV2型があります。

引用元-−-HIV検査相談マップ

ヒトの体の中のHIVが増えてくると同時に、免疫細胞が徐々に減っていきます。
そうすると、体の免疫力が低下して、健康な状態ではかからない様々な病気にかかりやすくなります。病気には「ニューモシスチス肺炎」などの代表的な病気が23個決められていて、それらの1個以上を発症した状態をエイズと呼びます。

引用元-−-大阪エイズ情報NOW

エイズの感染経路は？

HIVの感染経路は、大きくわけて下にあげた３つがあります。

1、性行為感染
2、母子感染
3、血液を媒介する感染

引用元-−-HIVの感染経路

性行為による感染

あらゆる性行為（セックス・アナルセックス・オーラルセックス）により感染の可能性があります。
HIV（エイズウイルス）が粘膜や傷口から血液内に入って感染します。

＜もう少し詳しく＞　HIVはどうしたら感染するの？（性行為編）
あらゆる性行為により感染するといっても、具体的に 「何をどうしたら」 感染の可能性があるのか、
気になるところですね。 セックス・アナルセックス・オーラルセックス・・・あらゆる性行為ごとにご説明します。

血液による感染

麻薬や覚せい剤の 「まわし打ち」 で感染する可能性は非常に高くなっています。
（まわし打ちでなくても、ドラッグを使用しての性行為は無防備なことが多く、非常に危険です。）

輸血による感染を防ぐため、HIV検査目的の献血は絶対にやめましょう！
献血された血液については、輸血される方の安全のために、さまざまなチェックを行います。
しかし、HIV感染初期の人が献血された場合は現在の技術水準でも完全にチェックすることはできず、
すり抜けてしまう可能性がゼロではありません。また、献血者ご本人へはHIV感染は通知されません。
HIV検査目的の献血は、輸血される方の安全を第一に考え、絶対にやめましょう。
なお、手術時に自分の血液をあらかじめ採血して使う 「自己血輸血」 は、感染の心配はありません。

母子感染

まず妊娠したら、産婦人科で受ける 「妊婦検診」 で、HIV検査を受けることができます。
もし、母親が感染していることがわかっても、妊娠中から医師の治療を受けることにより、赤ちゃんに感染しないように対策をとることができます。

＜もう少し詳しく＞　　母子感染を防ぐための妊婦検診、そして治療について
母子感染を防ぐための治療だけでなく、HIVに感染している男性が子供を持ちたい場合、人工授精などによる妊娠も可能になってきています。

引用元-−-STD研究所

セックスによるエイズの感染確率はどのくらい？

HIVは感染力が非常に弱く、性行為などで感染する確率は非常に低いです。

輸血 　　　９０％
母子感染 １３～４８％
薬物の注射の回し打ち 　０．６７％
針刺し事故 　　０．３％
粘膜・傷に触れた場合 　０．０９％
アナルセックス（受け入れ側） ０．０４～３．０％　　
アナルセックス（挿入側） ０．０３～０．０６７％
膣を使ったセックス（女性側） 　０．１～０．３％　　
膣を使ったセックス（男性側） ０．０５～０．３８％　
フェラチオ(受け入れ側） 　　　０～０．０４％　
フェラチオ(挿入側) 　　　０．００５％

感染する確率です。性行為に関してはコンドームを使用しなかった場合の感染確率となっています。

最小値と最大値に関しては資料によってばらつきがあるので、その中での最小値と最大値を表示してあります。

この確率は必ずしも正しいというものではありませんが、おおむねの感染確率と行為による危険性の大きさいうものを読み取ることができます。

また、性行為の場合、体液に触れていた時間や量、粘膜を傷つけた可能性など状況によって異なるので、必ずしもこの程度の確率で感染するというものでもありません。その時の性行為の状況次第で感染する確率は変わってきます。

特に性病に感染している場合だと、粘膜や皮膚に炎症や傷ができることが多いので感染の確率が高くなります。

引用元-−-アポロくん、性病検査を語る

他の性病にかかっていると感染確率が上がる

HIVは生命力は低いが傷口から直接HIV(ウィルス)が触れれば感染率が上がります。

つまり他の性病などに感染していれば炎症が起きているところから感染しやすくなりHIV感染率を数倍に跳ね上げます。

風俗でこれらの性病を貰ってきたと聞きますがこれらの病気にかかっている人はHIVに感染している可能性も高い事を理解するべきです。

心当たりがある方はHIV検査をお願いします。

引用元-−-HIV SOS

風俗でクラミジアにかかったらすぐにHIV検査も受けた方がい

HIV感染は可能性としては低いものの、クラミジアに感染していればHIV感染しやすいことは間違いありません。ですからもしクラミジア感染が確認され、クラミジア感染が疑われる前後などに生フェラ、生セックスをしてHIV感染の可能性があれば、一度HIV検査を受けておいたほうがよいでしょう。
特別な病気ではなく簡単に感染してしまうクラミジアを踏み台にしてHIVは侵入してきます。気をつけてください。

引用元-−-HIV陽性の症状と検査ガイドライン

twitterの反応

キスでエイズに感染するには、感染者の唾液リットル単位で飲まないといけないほどウイルスの量が少ない

— DADULLAはぱいぱいの女神 (@SDadulla) May 30, 2015

８０歳でエイズ感染わかる人も…患者数４位の県 : 社会 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE） http://t.co/nrzUOCCiTl @Yomiuri_Onlineさんから

— ゆういち (@sawayu19) May 30, 2015

1.バイレファンキのパーティーでは、男性は下半身裸で横に並び、女性はノーパン、順番に性行為を行うダンス“ダンサドトレンジーニョ”が流行。少女が妊娠したりエイズに感染したりと問題になっている。

— なかむら (@ankokushinwa) May 30, 2015

時事ドットコム5/29：HIV（ヒト免疫不全ウイルス）感染診断後の早期に抗レトロウイルス治療を開始することで、AIDSや他の重症疾患の発症率を著しく低下させるとする調査結果が27日、発表された。 →http://t.co/yzF9nTD5EP

— 原田　英男 (@hideoharada) May 29, 2015

以前エイズに関するドキュメンタリー映画を制作したことがありますが、現在DVDが販売されています。宣伝みたいになって申し訳ありませんが、HIVに対する正しい知識が求められる今ぜひ観て欲しい作品です。１人でも感染してしまう人が減って欲しい http://t.co/L1WOD32Eva

— 小川光一(国際協力/防災教育) (@Koichi_Ogawa) May 28, 2015

47ニュース5/27：厚生労働省のエイズ動向委員会は２７日、２０１４年の１年間で新たにエイズウイルスへの感染が判明した人の数が過去３番目に多い１５４６人だったとの確定値を発表した。今年２月に発表した速報値１５２０人から修正した。→http://t.co/g3N6Ay30rv

— 原田　英男 (@hideoharada) May 27, 2015

北九州市HIV感染者等情報について http://t.co/jyDhqD38DJ 北九州市では、エイズ予防対策の一環として、市内におけるHIV感染者数を公表することにしております。 　平成26年7月から平成26年12月末までの報告数 感染者4名、患者3名が報告されました。

— スマートグリッド社会はいらない (@oldblue2012) May 27, 2015