空間放射線量を計測するモニタリングポスト。４月から稼働しているものが３０箇所で異常値

放射線量を計るモニタリングポストについて今月から新たに運用を始めた７８か所のうちおよそ３０か所で実際よりも異常に高い数値が記録されるなど、機器の故障と見られる不調が相次いでいることがわかりました。県内には現在、放射線が空間内にどの程度あるか計測するモニタリングポストがあわせて３６９２台設置されていて、国や県が管理しています。

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（youtube動画-FNNLocal）仙台市、放射線量を24時間収集し公表　モニタリングポスト設置

https://youtu.be/vqmVOKpB2HU

（毎日新聞）モニタリングポスト:４月運用開始の３０台異常値の不具合

福島県は７日、空間放射線量を計測するモニタリングポスト約３０台で異常を示したと発表した。周辺の複数のモニタリングポストの数値に異常がなく、県は、測定データを伝送する際に不具合が起きたとみている。修理か交換かを検討する。

県によると、異常を示したのは、県が３月末に設置し、４月から試験運用を開始した簡易型モニタリングポスト７７台のうちの約３０台。南相馬市や伊達市など７市町村に及び、南相馬市と葛尾村の計２台では通常値の約１０００倍に上昇した。

　県によると、３日に南相馬市の２カ所で異常に高い測定値が出たため、業者に確認するよう依頼していた。県放射線監視室は「公表は原因究明してからと考えた。異常を認識した時点で公表すべきだった」としている。

引用元-−-毎日新聞

（ウォール・ストリート・ジャーナル）モニタリングポストで不具合か＝放射線量で異常値—福島県

福島県が放射線量を測定するため県内に設置したモニタリングポストの一部で、一時的に異常に高い値が示されていたことが７日、分かった。周囲のポストで異常値は出ておらず、県は機器に何らかの不具合があったとみて調べている。

　県によると、今月から試験運用が始まった新設のモニタリングポスト７８台のうち、南相馬市や葛尾村などにある約３０台で、不具合が発生した可能性がある。２台は通常の１０００倍ほどの値を示し、他も数値が安定していないという。

　異常値は運用初日の１日から出ていた。県は機器本体や、データ送信で障害が発生した可能性が高いとみている。　

引用元-−-ウォール・ストリート・ジャーナル

（日本経済新聞）放射線装置に異常か　福島、一部で数値上昇

福島県が県内に設置した放射線監視装置（モニタリングポスト）の一部で、異常に高い値が示されるなどしていたことが７日、分かった。いずれも県が３月末に設置し４月１日から試験運用している装置で、以前から設置されている近くのポストでは目立った変動はない。県は機器の不具合が原因とみて原因究明を急ぐ。

　県放射線監視室によると、３月に設置したポストは計78台。このうち南相馬市や葛尾村など７市町村の約30台で異常に高い値を示したり数値が不安定になったりした。葛尾村の１カ所では３日朝に最高で毎時363マイクロシーベルトを測定したが、以前から近くにあるポストは同時刻に毎時0.143マイクロシーベルトと目立った変動はなかった。

　異常が出始めたのは１日からで、３日以降は「線量が高いのでは」とする市民からの問い合わせも複数寄せられていたという。

引用元-−-日本経済新聞

（NHK）モニタリングポストで異常値

県内に設置されている放射線量を計るモニタリングポストについて県が今月から新たに運用を始めた７８か所のうちおよそ３０か所で実際よりも異常に高い数値が記録されるなど、機器の故障と見られる不調が相次いでいることがわかりました。
県内には現在、放射線が空間内にどの程度あるか計測するモニタリングポストがあわせて３６９２台設置されていて、国や県が管理しています。
このうち７８台は、県が先月までに避難区域を中心に８つの市町村に設置し、今月、試験運用が始まりました。
県によりますと新たに設置されたうちおよそ３０台で、計測を始めた当初から放射線量が異常に高い数値や低い数値が記録されたり、コンピューターサーバーにデータが正常に送られなくなったりする不調が相次いでいるということです。
南相馬市にある常磐自動車道の南相馬鹿島サービスエリア近くのモニタリングポストでは６日一時的に通常の１００倍程度の放射線量が記録されたほか、川内村では通常のおよそ１０００倍の放射線量を記録した場所もあったということです。
異常な数値が計測されたモニタリングポストについては、県が設置と運用を委託している業者が現場で空間線量を計測しましたが、いずれも周辺で、異常は確認されなかったということです。
県によりますと原因について業者は、データをサーバーに送る電話回線の異常や機器自体に欠陥の可能性があると説明しています。
県の放射線監視室は「業者には速やかに原因の調査と改善をするよう求めた」と話しています。

引用元-−-NHK

twitterの反応

県政のコマーシャルではよく、県内の放射線量を何千ものモニタリングポストで管理していて、その数値は全てHPで公開していますって、ドヤ顔で流している。しかし、５年目に突入しているのにその意味がよく分からないし、肝心な時に壊れちゃう便利なポスト。素晴らしい環境の中に住んでいるわけだ。

— hitsuji44 (@hitsuji44) April 7, 2015

78台の内、同時に30台に不具合？ よほど初歩的なミスでもしない限り、 有り得ないだろ！！ モニタリングポストで不具合か？ 放射線量で異常値－福島県 http://t.co/XsIykGTGmO

— 昭和おやじ (@syouwaoyaji) April 7, 2015

【明日に向けて】福島県内に設置されている放射線量を計るモニタリングポストについて、県が今月から新たに運用を始めた７８か所のうちおよそ３０か所で実際よりも異常に高い数値が記録されるなど、機器の故障と見られる不調が相次いでいることがわかりました。

— NHK科学文化部 (@nhk_kabun) April 7, 2015

福島県の各地で放射線量が上昇⇒原子力規制委員会のモニタリングポストが調整中に！今も一部で変動が続く！ http://t.co/6NS7lK2dIK

— 真実を探すブログ (@kennkou1) April 7, 2015

県の嘘、確定 モニタリングポスト ４月運用開始の３０台異常値の不具合 毎日 http://t.co/GOtlFGHJ4W 県によると異常値を示したのは、３月末に南相馬市や伊達市など７市町村に設置 ４月から試験運用を開始した簡易型モニタリングポスト７７台のうちの約３０台

— Wert Yuio (@SirBears) April 7, 2015

モニタリングポストで異常値 – NHK福島県のニュース http://t.co/moCQXO2ENp 新たに設置された７８台のうちおよそ３０台 いずれも周辺で、異常は確認されなかった。 データをサーバーに送る電話回線の異常や機器自体に欠陥の可能性があると説明

— study2007 (@study2007) April 7, 2015

昨日から、数々「モニタリングポストの線量のグラフ」をアップしてますけど、確認した方が良いのは「左の縦軸」ですよ。よくご覧になった方が良いです。単位が凄いから。グラフの「山」だけ見てると「な〜んだ、大した事ないじゃん」って、思うけど、スパイクが出てる地域があるから、そう見えるだけ。

— T. HIRANO (@TOHRU_HIRANO) April 7, 2015