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群馬で突風被害!太陽光パネルや屋根など吹き飛ばされる被害!竜巻やダウンバーストの可能性も

   

群馬で突風被害!太陽光パネルや屋根など吹き飛ばされる被害!竜巻やダウンバーストの可能性も

15日午後4時ごろ、群馬県伊勢崎市や前橋市で突風が発生し、車が横転したり住宅の屋根が飛ばされたりする被害が相次いだ。

県警によると、横転した車の女性ら2人がけがをした。群馬県や県警は被害の詳しい状況を調べている。

前橋地方気象台は16日にも職員が現地調査し、竜巻やダウンバースト(積乱雲から吹き下ろす突風)の可能性も含め突風の原因を調べる。

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(youtube動画-ANNnewsCH)群馬で突風被害 雹や大雨も「目の前が・・・見えない」(15/06/15)

https://youtu.be/_b-72sGT4qw

(日本経済新聞)群馬で突風、車横転で2人けが 家屋など被害相次ぐ

15日午後4時ごろ、群馬県伊勢崎市や前橋市で突風が発生し、車が横転したり住宅の屋根が飛ばされたりする被害が相次いだ。県警によると、横転した車の女性ら2人がけがをした。群馬県や県警は被害の詳しい状況を調べている。

 気象庁によると、関東甲信の上空約5500メートルに氷点下9度、東北にも同じく氷点下12度以下の寒気が流入。一方、地表付近の最高気温は30度以上の真夏日となる地点が相次ぎ、温度差で大気の状態が非常に不安定になった。関東北部を中心に東北にかけて局地的に積乱雲が発達、雷が発生したほか激しい雨が降った。突風の原因にもなったとみられる。

 前橋地方気象台は16日にも職員が現地調査し、竜巻やダウンバースト(積乱雲から吹き下ろす突風)の可能性も含め突風の原因を調べる。

 伊勢崎市などによると、市場町では停車直後の軽乗用車が横転して運転の女性(61)が頭にけがをしたほか、車に乗ろうとした男性(74)が車の横転で軽傷を負った。下触町の赤堀西部スポーツ公園では高さ約6メートルの野球用ネットが支柱とともに幅約30メートルにわたり倒壊。三和町では太陽光パネル200枚以上が道路に散乱し、一時通行できなくなった。

 このほか資材置き場のトタンの囲いや民家の物置、シャッターが飛ばされ、民家の窓ガラスが割れる被害も確認された。

 前橋市によると、住宅の屋根が飛ばされたり倒木で電柱が倒れたりした。群馬県渋川市によると空き家の木造の小屋が全壊した。東京電力によると、電線が切れたため伊勢崎市を中心に一時、約3300軒が停電。午後7時ごろにほぼ復旧した。

引用元-−-日本経済新聞

(NHK)群馬県内各地で突風被害相次ぐ

15日午後、群馬県の伊勢崎市や渋川市など、各地で突風が発生して車が横転し2人がけがをしたほか、建物の屋根などが飛ばされる被害が相次ぎました。
警察や消防によりますと、15日午後5時前群馬県伊勢崎市で突風が発生し、道路に停めてあった軽自動車が横転しました。軽自動車は、高さ1メートルほどのガードレールを越えて田んぼの中に落ち、男性が軽いけがをしたということです。また、市場町の別の地区でも女性が乗っていた車が横転し、頭に軽いけがをしたということです。
伊勢崎市赤堀の住宅街にある資材置き場では、金属製の囲いが数10メートルにわたって傾き、パイプなどの資材が散乱したほか、伊勢崎市下触町の公園では高さが、およそ6メートルある野球用のネットが支柱とともにおよそ30メートルにわたって倒れました。また、伊勢崎市市場町にある高齢者向け福祉施設では、窓ガラス20数枚が割れるの被害がありましたが、けが人がいないということです。
県によりますと、伊勢崎市では午後7時10分現在、突風によって建物の屋根が飛んだり、ガラスが割れたりするなどの被害が8件確認されているということです。渋川市では北橘町八崎で突風で空き家1棟とプレハブの物置が倒れるなどの被害が出ました。さらに、前橋市でも突風で家の屋根が飛ばされたり、電柱が倒れているなど通報が相次ぎました。
一方、東京電力によりますと、この突風の影響で伊勢崎市で一時、3300世帯が停電しましたが、すべて復旧したということです。

地区別の被害

NHKが群馬県内の自治体や警察、それに消防に取材したところ、午後7時半現在、突風による被害が各地で確認されています。
【伊勢崎】
このうち伊勢崎市では、市内の市場町で、15日午後4時半ごろ、突風があり、車が横転しました。車には女性が1人乗っていましたが、自力で車から出て、消防によりますと、頭や首にけがをしたものの命に別状はないということです。
また、同じ市場町で、70代の男性が乗っていた車が横転し、男性が頭に軽いけがをしたということです。
伊勢崎市の赤堀地区でも突風があり、午後4時半ごろ、赤堀西部スポーツ公園で高さおよそ6メートルの野球用のネットが支柱とともにおよそ30メートルにわたって倒れたということです。
また、「赤堀せせらぎ公園」の付近でも午後4時45分ごろ、突風があり、樹木や電柱が倒れたということです。
群馬県によりますと、突風による影響で伊勢崎市下触町で住宅の窓ガラスが割れる被害が8件報告されているということです。
東京電力によりますと、群馬県伊勢崎市では一時、およそ3000世帯で停電しましたが、午後7時すぎまでにすべて復旧したということです。
【前橋】
伊勢崎市に隣接する前橋市でも被害が相次いでいます。
前橋市危機管理室によりますと、市内では15日午後発生した突風で住宅の屋根が飛ばされるなど、合わせて10の地区で建物被害などの連絡が入っているということです。
このうち前橋市西大室町では、午後4時すぎに市民から住宅の屋根が飛ばされたという連絡が寄せられました。
また、東大室町でも、国道50号線近くで電柱が倒れて煙が出ているという通報があったということです。現場付近で午後5時前に18歳の専門学校生が撮影した写真では、道路脇にあった電柱や木が道路側に大きく傾いているのが確認できます。
また、前橋市富田町にあるコンビニエンスストアの「サンクス前橋富田町店」の店員によりますと、午後3時半すぎ、突風が数分間続き、店の入り口のガラス扉が突然外に開いて割れたということです。当時、店内には客1人がいましたが、けがはなかったということです。
また、危機管理室によりますと、これ以外の富田町、鶴が谷町それに上大屋町などでも倒木や浸水などの通報が相次いだということで、職員を派遣して被害の確認を急いでいます。
【渋川】
前橋市の北西にある渋川市でも被害がありました。
渋川市役所によりますと、市内の北橘町八崎で空き家1棟とプレハブの物置が倒れ、突風が原因とみられています。
また、この地区にある運動場でも、造成工事で盛られた土が雨によって20メートルから30メートルにわたって流れ出たということです。いずれもけが人などの情報はないということですが、市では詳しい状況を調べています。
【みどり+桐生】
桐生市消防本部によりますと、群馬県みどり市の大間々地区にある住宅で火事が起きましたが、午後6時すぎまでに火は消し止められけが人はいないということです。消防では、落雷が原因とみて調べています。
桐生市とみどり市では、このほかの被害はそれぞれの市役所に入っていないということです。

伊勢崎市 風向きや温度が急変

気象庁によりますと、突風の被害が起きた群馬県伊勢崎市では、午後4時ごろから午後5時前にかけて、発達した積乱雲が北西から南東の方向へ通過していきました。
この時間帯、伊勢崎市の気象庁の観測点では、午後4時の時点で南東だった風向きが、午後4時20分には北北東の風と、20分間に南寄りから北寄りへと変化しました。
伊勢崎市では、この時間帯の午後4時15分に20.2メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また、午後4時に31度ちょうどだった気温も、午後4時20分には21度9分と、20分で10度近く下がっていました。
気象に詳しい専門家は「関東の上空に強い寒気が南下して大気の状態が非常に不安定になったため積乱雲が急激に発達し、竜巻などの局地的な突風や、上空の冷たい空気が一気に吹き下ろすダウンバーストが起きた可能性もある。北日本や東日本ではしばらくの間、落雷や竜巻などの突風、ひょうなどに注意が必要だ」と話しています。

引用元-−-NHK

(読売テレビ)伊勢崎市で突風…太陽光パネルはがれる被害

関東北部で15日午後から大気の状態が非常に不安定になり、局地的に積乱雲が発達して、群馬県で突風による被害が出ている。

 伊勢崎市三和町の映像には、太陽光パネルがはがれて飛んでいる様子が映っている。伊勢崎市役所によると、資材置き場のトタン屋根が突風で飛ばされ、住宅の窓ガラスなどに当たる被害が出ているという。

 伊勢崎警察署によると、市内で農作業中の人が乗った軽トラックが突風で転倒し、肩を打撲するケガをしたという。

引用元-−-読売テレビ

(fnn-news.com)群馬・伊勢崎市や前橋市で突風 屋根が吹き飛ばされるなどの被害

群馬・伊勢崎市や前橋市で発生した突風で、被害が拡大している。これまでに、少なくとも2人のけが人が確認されたほか、建物の屋根が吹き飛ばされるなどの被害が出ている。発生のメカニズムを検証した。
枠だけとなった窓ガラス。
部屋の中には、壁の一部が倒れ込み、足の踏み場もない状況になっていた。
照明は力なく垂れ下がり、その根元にある天井の一部は、完全に抜け落ちていた。
15日午後4時半ごろ、群馬・伊勢崎市や前橋市で発生した突風は、川沿いの住宅を容赦なく襲った。
被害に遭った家の住民は「大地震だって、台風だって、何十回と来たって飛ばされなかったんですけどね。崩れなかったんですが、しょうがないですよね」と話した。
骨組みが崩れ、大破した施設。
道路や近くの畑にまで散乱しているのは、発電用のソーラーパネル。
また、家屋の屋根が飛ばされるなどの被害が相次いだ。
バチバチと屋根瓦をたたく、ひょう。
これは、伊勢崎市内の視聴者が、午後4時半ごろに撮影した映像。
横殴りに吹きつけるひょうで、視界が白っぽくなっている。
撮影した女性は「最初に、雷がゴロゴロ鳴っていて。風がすごかったので、窓にも(ひょうが)バチバチ」と話した。
2階の屋根が飛ばされ、窓ガラスが粉々に割れた住宅。
ひょうや、よそから飛ばされてきたものが当たったのか、窓ガラスは粉々に割れていた。
近所の住民は「でっかい、ひょうが降ってきたから、もう表に出られなかったですよ。10分か15分ぐらい、続いたんじゃないですかね。物は飛んでくる、慌てて中へ入って、閉めちゃったんですよ」と話した。
近くの2階建てのデイケア施設では、飛んできた屋根瓦で、窓ガラスは割れ、壁にも大きな穴が開いていた。
近所の住民は「ドッカーンって、グラグラって、家全体がみんな揺れちゃって。地震の時も怖かったけど、それ以来」と話した。
突風に飛ばされ、田んぼに転落した軽ワゴン車。
ヘッドライトが壊れ、窓ガラスも大きく割れていた。
引き上げ作業中の男性は「(農業用)ハウスの持ち主の奥さん(の車)。田んぼに落ちたので、車を引き上げてくれと」と話した。
伊勢崎市では、軽自動車が田んぼに横転し、乗っていた61歳の女性が軽傷を負うなど、少なくとも2人がけがをした。
伊勢崎市などでは、一時、最大3,300軒が停電し、信号機が消えるなどの被害が出たが、午後11時半現在は、ほぼ復旧している。
突風は、なぜ起きたのか。
午後4時半すぎ、伊勢崎市に向かうFNNの取材チームが遭遇した、激しい雨。
気象庁によると、突風の被害が出た群馬・伊勢崎市では、午後4時ごろから午後5時前にかけて、発達した積乱雲が通過。
伊勢崎市の15日の最高気温は、32.7度。
この時、上空5,500メートルには、-9度の寒気が流れ込み、気温差は42度に達していた。
この気温差によって、積乱雲が急激に発達。
上空の冷たい空気が一気に吹き降ろす、「ダウンバースト」が起きた可能性があるという。
伊勢崎市では、午後4時15分に、20.2メートルの最大瞬間風速を観測した。
午後4時に31度だった気温も、午後4時20分には、21.9度になるなど、わずか20分で、10度近く低下していた。
気象庁は、調査官を現地に派遣した。
気象庁の調査官は「基本的には、きょうは日中、気温も高くなって、大気の状態が不安定になったというのが、1つの要因ではあります。ここが、特別発生しやすい地域であるとかということは、この時点でお話しすることはできません」と話した。
被害の全容解明と、突風の原因の特定を進める方針。

15日の突風を引き起こした寒気は、16日・17日と、関東、そして東北地方の上空に居座り続ける。
15日と同様、16日も気温が上がってくる午後に、再び大気の状態が不安定になるとみられ、突風や雨・風、雷には注意が必要。
黒い雲が近づいたり、冷たい風が吹き始めたら、直ちに屋内へ避難するとともに、窓には近づかない方が安心。

引用元-−-fnn-news.com

(朝日新聞)群馬で突風被害 車横転で2人けが、家屋損壊や停電も

群馬県や栃木県で15日、大気が不安定になり、群馬県では突風で家屋の損壊が相次いだ。伊勢崎市で車2台が横転して2人がけがをし、3300世帯で一時停電した。気象庁によると、上空に寒気が流れ込んだ影響で上昇気流と積乱雲が生じ、竜巻や突風が発生しやすくなった。夏場は大気が不安定になりやすく、同庁は注意を呼びかけている。

 伊勢崎市消防本部などによると午後4時35分ごろ、同市市場町で軽乗用車が横転して田んぼに転落し、運転していた女性(61)が頭に軽いけが。近くで軽トラックも横倒しになり、男性(74)が肩を打った。

 同市下触町のスポーツ公園では高さ約6メートル、幅約30メートルのネットと支柱が倒れ、同市三和町で太陽光発電パネル約200枚が飛ばされた。市内では少なくとも建物8棟でガラスが割れるなどの被害が出た。

 群馬県によると、家屋の被害は前橋市や渋川市などでもあった。気象庁は同日午後3時17分、群馬県に竜巻注意情報を出していた。

 伊勢崎市市場町の主婦(75)は自宅で「ゴー」という激しい音を聞いた。外に出ると自宅の壁や屋根の一部が崩れ、近くの軽トラックの上に落ちていた。「地震のような揺れだった」と話した。

引用元-−-朝日新聞

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