女性器アート裁判ろくでなし子さん（本名：五十嵐恵被告）が初公判で無罪主張！女性器の3Dデータを配布などわいせつ物陳列の罪で

自身の女性器の３Ｄデータを配布したり、女性器をかたどった「作品」を陳列したりしたとして、わいせつ物陳列などの罪に問われた漫画家の五十嵐恵被告（４３）＝ペンネーム・ろくでなし子＝の初公判が１５日、東京地裁であった。五十嵐被告は「私の作品はアートであり、わいせつではありません」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

（youtube動画-FNNnewsCH）「ろくでなし子」初公判　「わいせつではないので無罪」と主張

https://youtu.be/FM6246E5foA

（テレビ朝日）「わいせつではない」ろくでなし子被告、無罪を主張

自分の女性器のデータを配信したなどとして起訴された漫画家の女が、初公判で「私のアート作品はわいせつではありません」などと無罪を主張しました。

　「ろくでなし子」こと五十嵐恵被告（43）は、自分の性器をかたどった造形物をアダルトショップに陳列したり、性器の3Dデータを配布したわいせつ物陳列の罪などで起訴されました。15日の初公判で、五十嵐被告は「外形的な事実関係は争わないが、私のアート作品はわいせつではありません」と無罪を主張しました。検察側は冒頭陳述で、「漫画家として活動していたが、題材に窮して自己の女性器をかたどったものを作り始めた」などと指摘しました。一方、弁護側は「五十嵐被告の作品は美術界で高い評価を得ている。いたずらに性欲を刺激するものではない」と主張しました。五十嵐被告は記者会見で、「表現者として、こんな恐ろしいことはあってはならない。私は今後も戦っていきたい」と語りました。

引用元-−-テレビ朝日

（fnn-news.com）「ろくでなし子」初公判　「わいせつではないので無罪」と主張

15日、自分の女性器をデータ化したものを、インターネットを使って配信したなどとして、逮捕・起訴された漫画家・ろくでなし子の初公判が行われた。裁判では、性器をかたどった作品が、「アート」なのか「わいせつ物」が争点になっている。
漫画家の「ろくでなし子」こと、五十嵐 恵被告(43)が問われているわいせつな罪とは、1つは、女性器形のカヌーを製作するにあたり、自分の性器の形が再現できる3Dプリンター用のデータを試験提供者らに配布したという、わいせつ電磁的記録頒布の疑い。
もう1つは、自らの女性器を石膏でかたどり、色をつけた作品を、都内のアダルトショップに展示した、わいせつ物陳列などの罪。
15日の初公判で五十嵐被告は、「わたしのアート作品は、わいせつではないので無罪です」と主張した。
閉廷後に開いた会見でも、女性器について持論を話した。
五十嵐被告は「人間の、女性なら誰でも持っている体の一部にすぎない。それを特別視することが、おかしいということを言っていきたい」と語った。

引用元-−-fnn-news.com

（スポーツ報知）ろくでなし子、私は無罪「卑わいなイメージ払拭したかった」

自分の女性器の立体的なデータを提供したとして、わいせつ電磁的記録頒布の罪などに問われたペンネーム「ろくでなし子」の漫画家・五十嵐恵被告（４３）の初公判が１５日、東京地裁（田辺三保子裁判長）で行われた。五十嵐被告の意見陳述の要旨は以下のとおり。

　起訴状に書かれている事実関係は争いませんが、女性器のデータ、女性器をもとにした私のアート作品は「わいせつ」ではありませんので私は無罪です。

　私は女性器をモチーフにアート活動をしています。この活動を始めて３年半が経ちました。多くの人には理解されないことですので、私をののしる人もいました。インターネットでは攻撃され、ついには２０１４年の７月と１２月、合計２回も逮捕勾留されてしまいました。

　私がなぜ女性器をモチーフにしたり、女性器の名称である「×××」という３文字を発信し続けて来たかと言えば、女性である私にとっては、女性器は自分の大事な体の一部分に過ぎないものであるにもかかわらず、この日本においてはさげすまれ、汚いものや恥ずかしいもの、いやらしいものとして扱われ、とてもおかしいと強く感じたからこそでした。

　雑誌では女性器の名称が必ず伏せ字にされ、タレントはテレビでその名称を口にしただけで降板させられてしまいます。おかしなことに、男性器の名称やセックスをあおるもっといやらしい表現や言葉に対してはＮＧとされず、それらは電車の中吊り広告やインターネットに今日もあふれています。

　ここまで単なる女性器にのみ拒絶反応を示すのは異常であると思います。私自身も気付かずにそのおかしな風習に従って生きてきました。しかし、女性器とは単に人間の女性の体の一部にすぎないものであり、それから生命が生まれてくる場所でもあるならば、さげすんだり、いやらしい場所などとみなすことはとてもおかしい話です。

　私は常にセックスや卑わいなイメージに結びつけられる女性器から、それらのイメージを払拭したくて、女性器をモチーフにユーモアあふれる楽しい作品を作りました。

　女性器をお菓子に模した「スイーツまん」、ジオラマ人形を乗せた「ジオラまん」、ラジコンと合体させてリモコンで走る「リモまん」、レディー・ガガさんをイメージした「レディガガまん」、草間彌生さんの作品をオマージュした「草間彌生にオまーんジュまん」、暗闇で光る女性器の照明器具「シャンデビラ」、女性器を船にした「マンボート」…。

　これらのユーモラスな作品を作り続けることにより、私を支持してくれる人たちはどんどん増えていきました。

　私は２度も逮捕勾留されたことに対して不当であると考え、今でも納得がいきません。

引用元-−-スポーツ報知

（NHK）被告の漫画家「わいせつではない」無罪主張

３Ｄプリンターで女性の性器の造形物を作製するためのデータを配布したなどとして、わいせつな記録を配布した罪などで起訴された漫画家の初公判が、東京地方裁判所で開かれ、被告は「わいせつではない」として無罪を主張しました。
「ろくでなし子」のペンネームで活動する漫画家の五十嵐恵被告（４３）は、おととしから去年にかけて、３Ｄプリンターで女性の性器の造形物を作製するためのデータを複数の人に配布したほか、石こうなどで性器をかたどったものを東京のアダルトショップに展示したとして、わいせつな記録の配布やわいせつ物陳列の罪などに問われています。
１５日、東京地方裁判所で初公判が開かれ、被告は「私は女性の性器をテーマにしたアート活動をしています。データや作品はわいせつではありません」と述べて無罪を主張しました。
また、弁護士は「創作活動に対して刑事罰を科すのは表現の自由を保障する憲法に違反して許されない」と主張しました。
一方、検察は、「被告は活動資金が不足したため、自分の性器のデータを送信すると広告してインターネットで資金提供を呼びかけ、１２０人以上から１００万円を集めた」などと主張しました。

引用元-−-NHK

（朝日新聞）「作品はアート」　ろくでなし子被告、起訴内容を否認

自身の女性器の３Ｄデータを配布したり、女性器をかたどった「作品」を陳列したりしたとして、わいせつ物陳列などの罪に問われた漫画家の五十嵐恵被告（４３）＝ペンネーム・ろくでなし子＝の初公判が１５日、東京地裁であった。五十嵐被告は「私の作品はアートであり、わいせつではありません」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。

　五十嵐被告の起訴内容は昨年７月、東京都文京区のアダルトショップで女性器をかたどった「作品」３点を展示したほか、２０１３年１０月～１４年５月、インターネットなどを使って自身の女性器の３Ｄ電子データを配布したというもの。

　裁判では、作品や３Ｄデータがわいせつ物と言えるのかどうかが争点になる。

　五十嵐被告はこの日の罪状認否で、「女性器は体の大事な部分。さげすんだり、いやらしいと言ったりするのはおかしい。根底にあるのは女性差別だ」と主張。自らの活動について「女性器の卑猥（ひわい）なイメージを払拭（ふっしょく）するため、本気でアート活動をしてきた。作品はユーモアあふれる楽しいものだ」と訴えた。また、「裁判所でわいせつかどうかの判断を得られるいい機会だと思う」とも述べた。

　続いて弁護人が意見を述べ、「性器をモチーフとしたアート活動であり、創作活動の一環。作品は装飾が施されており、性行為を想起させるようなものではない」と主張した

引用元-−-朝日新聞

twitterの反応

〈「ろくでなし子」の名で活動する女〉と…。もう少し別の言い方はないのかしらん　→「ろくでなし子被告「作品はわいせつでない」 無罪主張」　News i – TBSの動画ニュースサイト http://t.co/3wXyuQ0w6s

— Shoko Egawa (@amneris84) April 15, 2015

ろくでなし子さんの件に限らず、表現に警察が介入し始めると、ろくな事が起きない。戦前の新聞紙法のように、当局が世論を操作した結果生まれた多数派の価値判断は、民主主義の正常な政治機能を狂わせる。

— くろいつみ†小将 (@kuroitumi) April 15, 2015

今日のみんなのニュースで、ろくでなし子さんの作品を、津田さんと共にわいせつには見えないよねって話ができて嬉しかったです。

— 犬山紙子 (@inuningen) April 15, 2015

【いよいよ明日】ろくでなし子さん初公判を傍聴できなかったあなた、４月１６日(木)１８時半、日本教育会館に集合！報告シンポを開催。なし子さんに今日話しきれなかったことを話してもらいますhttp://t.co/N9yM3hqkq9（ぶん） pic.twitter.com/SSHdk8EiPO

— 週刊金曜日 (@syukan_kinyobi) April 15, 2015

３Ｄプリンターで女性器を模造できるデータを送ったとして、わいせつ電磁的記録等送信頒布罪などに問われた漫画家のろくでなし子さん（４３）。初公判が東京地裁であり、ろくでなし子さんは「アート作品で、わいせつではない」と無罪を主張しました。 http://t.co/kdlB6dRNNU

— 毎日RT (@mainichiRT) April 15, 2015

ろくでなし子、ブスな若い子かと思ったら43かよ。落ち着けよ。

— ま。 (@marble_cafe_) April 15, 2015

わいせつ行為で起訴されているろくでなし子こと五十嵐恵の作品が問題になっているが、ここで例の作品を見てみましょう pic.twitter.com/pYDp8E5kOs

— やまもとぅー (@yamamoto1997y) April 15, 2015

ろくでなし子さんの裁判、作品を見たらPTSDが起きるような被害者がいるわけでもないし、「ワイセツか否か」を争う裁判であるにも関わらず、事件に関心のある傍聴人に問題の作品が見えないように作品を深い木箱にいれるっていうのは酷いなあと思う。

— 柴田英里 (@erishibata) April 15, 2015

１枚目、罪状を淡々と読み上げる検察側、ろくでなし子作品はわいせつ物で販売したろくでなし子は有罪と主張。 #法廷画　#ろくでなし子 pic.twitter.com/Y6V4qRjM1e

— ぱるちん夏は府中美術館で公開制作 (@paruchin) April 15, 2015

ろくでなし子さんの第一回公判を見てきました。国の司法において有罪無罪であるかつまり、それが芸術か犯罪か議論されます。175条そのものの不明確性がすでに違憲であるという弁護士のお言葉には鳥肌が立ちました。平成最大の芸術裁判の始まりです！

— ぱるちん夏は府中美術館で公開制作 (@paruchin) April 15, 2015