雇用保険の加入条件を満たせばパートも加入する義務がある!
2016/06/30
雇用保険は加入条件を満たしていればパート雇用でも加入する必要があることをご存知ですか?
パートなのに!?と思う方も多いでしょうが、条件に当てはまれば加入義務が生じます。
そこでパートの雇用保険の加入について詳しくまとめてみました。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
マイクでの録音時に発生する雑音の原因と軽減する為の対処法
マイクで録音する時には、とりたい音源以外に雑音が入り込んでし...
-
育休期間を3年に延長することで生じる問題と取得の現実
女性の働きやすい環境づくりを打ち出す政策の中に、育休期間を3...
-
男女兼用の名前は…外国でも通用する命名のコツ!
赤ちゃんが生まれて初めての贈り物が「名前」だと言われています...
-
自閉症の重度症状~乳児期に見られる特徴と子供への接し方
子供の健やかな成長は親の一番の願いです。 最近では発達障害...
-
男性は身長が低いことにコンプレックスを感じている?!
男性の平均身長は年齢によって異なりますが、約170cmと言わ...
-
髪が水色のアニメキャラ検証!人気の4強徹底リサーチ!
髪が水色のアニメキャラには繊細・クール・神秘的など、ちょっと...
-
大学生の彼氏のお家にお泊りする時の事前準備と注意点
大学生の彼氏のお家へのお泊りは、大好きな彼氏とずっと一緒に入...
-
交通事故に合った!貰った診断書の治療日数が短いのはなぜ?
万が一交通事故に合ってしまったら、とにかくすぐ病院へ行きます...
-
人身事故で電車が遅延!?膨大な賠償額の内訳と請求について
人身事故を起こし、電車が遅延する事態になると莫大な賠償額が発...
-
大学の友達と喧嘩…後腐れなく仲直りする方法とポイント!
最近はおひとり様の大学生も増え、友達という感覚が薄れてきてい...
-
長男と次男の性格の違い~同じ家庭環境でも差が出る原因
子供は同じように育てても性格の違いがあらわれます。 同性で...
-
漢字一文字で気持ちを贈る〜漢字に込めたあなたの思いとは…
日本には様々な意味を持つ漢字があります。漢字一文字の中に込め...
-
新生児期に見られるモロー反射が多い時の対処法と注意点
新生児期の赤ちゃんにはモロー反射という原子反射が見られます。...
-
28歳の貯金額はどのくらい?500万円貯めるためには?
社会人になって会社にも慣れ、そろそろ肩書きが付いてくる場合も...
-
生後4ヶ月のママ&赤ちゃんにプレゼントするなら何が良い?
産後、ママが里帰り出産から帰ってきて、母子ともに身体と生活リ...
-
思わせぶりや好き避けも!中学生に良くある恋愛の勘違い
中学生の頃って、特に女子は恋愛話に花を咲かせていた時期ですよ...
-
中学校の部活はバスケ部に入部したい子を持つ母の為の情報!
中学校に入ると部活に入部すれば人間関係や経験が広がります。 ...
-
海のレジャーで写真を撮る!防水カメラを買うなら使い捨て?
秋冬でもハワイやグアム、沖縄でもマリンレジャーを楽しみたい!...
-
子供が友達から無視されている時、親としてどうすればいい?
子供が友達から無視されていることが分かったら、親としてどうす...
-
33歳で貯金が500万円は多い?少ない?貯めるコツは?
趣味のため、結婚資金、子どもの教育費、老後の生活にあてるため...
スポンサーリンク
パートでも加入条件を満たしていれば雇用保険に入らなければならない!
パートやアルバイトでも加入する必要がある
パートやアルバイトの場合であっても、上記の条件を満たす場合には、必ず雇用保険に加入しなければならないことになっており、「雇用保険」の被保険者の対象になるため手続きが必要です。手続については事業主が行います。
また労働者の方は、自分が加入しているのかどうかを、ハローワークにて確認することができます。
またこれらは、もし未加入の場合でも、過去2年以内は遡って「雇用保険」の加入手続きができる場合があるので、もしこの適用条件に該当していたら、事業主もしくはハローワークに確認をしてみましょう。
引用元-<雇用保険の加入条件>アルバイトやパートでも加入できるの?|UpIn[アップイン]
雇用保険はパートで働く人も加入が可能です。
正確には、加入したいから加入するというものではなく、条件に該当している場合には必ず加入するものです。
雇用保険って仕事を辞めたときに失業保険がもらえるだけよね?もし今の仕事を辞めたとしてもすぐにまた探すつもりだし、失業保険もらう予定はないから入らない方がいいんじゃないかしら?と考える人も少なくないようです。
雇用保険は今の仕事を辞めたときにもらえる失業保険の受給以外にも、次の仕事が早く決まった場合、手続きをすれば、再就職手当がもらえます。また、仕事で怪我をして15日以上働けなくなった場合も障害手当がもらえます。
それに、教育訓練給付や育児休業給付・介護休業給付などの給付金を受け取ることができます。
引用元-雇用保険はパートでも入れます!その加入条件と保障内容とは?|UpIn[アップイン]
パートの雇用保険の加入条件①雇用日数
31日以上引き続き雇用されることが見込まれる者であること。
具体的には、次のいずれかに該当する場合をいいます。○ 期間の定めがなく雇用される場合
○ 雇用期間が31日以上である場合
○ 雇用契約に更新規定があり、31日未満での雇止めの明示がない場合
○ 雇用契約に更新規定はないが同様の雇用契約により雇用された労働者が31日以上雇用された実績がある場合(注)
[(注) 当初の雇入時には31日以上雇用されることが見込まれない場合であってもその後、31日以上雇用されることが見込まれることとなった場合には、その時点から雇用保険が適用されます。]
31日以上継続雇用が見込まれる場合
「31日以上引き続き雇用されることが見込まれる」場合とは次の場合です。
1. 期間の定めがなく雇用される場合
2. 31日以上の期間を定めて雇用される場合
3. 雇用契約期間が31日未満であっても,31日以上雇用が継続しないことが明確でない場合
ア)雇用契約に更新する場合がある旨の規定があり31日未満での雇止めの明示がない場合
イ)雇用契約に更新規定はないが,同様の雇用契約により雇用された労働者が31日以上雇用された実績があるとき
引用元-12-1 パートタイム労働者は雇用保険には加入できないのか|労働相談Q&A|わーくわくネットひろしま
パートの雇用保険の加入条件②年齢
雇用保険の加入条件には年齢制限があります。
具体的には、65歳になった日以降は雇用保険に加入することができません。
これは雇用保険法で定められています。以下抜粋。雇用保険法 (適用除外)第六条
次の各号に掲げる者については、この法律は、適用しない。一六十五歳に達した日以後に雇用される者(同一の事業主の適用事業に同日の前日から引き続いて六十五歳に達した日以後の日において雇用されている者及びこの法律を適用することとした場合において第三十八条第一項に規定する短期雇用特例被保険者又は第四十三条第一項に規定する日雇労働被保険者に該当することとなる者を除く。)
雇用保険が適用される会社であっても、65歳に達した日以後に雇われた場合は雇用保険には入れません。64歳で雇用保険に入ることが条件です。
これは65歳からは原則として年金がもえらるようになるため「現役」の労働者とはみなされず、雇用保険での保護の対象外とされるためです。実際に年金を受給している、いないに関わらず雇用保険には入れません。65歳に達する日の前日までに雇われた場合は、年齢制限にかからず加入条件を見たし、雇用保険に加入できます。
その場合65歳になったあとは「高年齢継続被保険者」となります。
引用元-雇用保険の加入条件~年齢について
パートの雇用保険の加入条件③労働時間
「1週間の所定労働時間が20時間以上」の条件について
例えば、パートさんとの雇用契約が、1日あたり4時間で週3日勤務だとすれば1週間あたりの所定労働時間は12時間ですので、適用条件を満たしませんので加入の必要はありません。
この条件が、1日あたり4時間で週5日勤務だとすれば1週間あたりの所定労働時間は20時間となって、上記の条件を満たすことになります。
ちなみに、この所定労働時間は、「雇用契約書」で確認します。
そのため、雇用契約書で1週あたり12時間の場合で、たまたま忙しい日々が続いた結果、1週あたり20時間を超えたとしても加入の対象になりません。
引用元-雇用保険の加入条件 パート・アルバイトはどの時点で加入になるの? | 市川社会保険労務士事務所
勤務時間が変動する場合
労働時間は週20時間を超えいるのですが、週によって労働時間の増減があり、20時間未満だったりする場合は、まず労働契約書を探してください(週によって20時間未満だったり、業務の都合で時間が短くなったりするような場合は、契約書上の労働時間が優先されます)。
週の労働時間が違うという契約内容で、なおかつ、1ヶ月で平均してみると、1週間当たりの労働時間が20時間以上(かつ31日以上雇用見込み)なのであれば雇用保険に加入することになるという運用が図られているとのことです。
ハローワークに一度、雇用保険の適用関係について確認してみるといいでしょう。
引用元-パートタイマーの雇用保険|社長のための労働相談マニュアル
パートで加入条件は満たしているのに雇用保険に加入してもらえない時は…
権利だからと言って正攻法で攻めるのも、時には不本意な結果を招く
あなたの会社が適用事業所で、あなたが雇用保険に当然加入する権利がある労働者であったとしても、そんなことは無視して加入させてくれないケースがあると思います。
いや、そういうケースがあるどころか、そういうケースの方が多いのです。
雇用保険や社会保険に労働者を加入させない会社というのは、基本的に法律を守って経営をする意識が低く、労働者に対して圧政的で傲慢です。
そのような会社の使用者は、労働者から「雇用保険に加入させてほしい」と言われることですら、”口ごたえ”ととらえかねません。
このタイプの使用者に、正当な権利を掲げて正面から請求するのは、悔しいが厳しい結果を招きかねません。嫌がらせ等が始まる危険があります。
この最悪の事態を避けるためには、2つの方法があると思います。
一つは、懇切丁寧に使用者に頼み込んでみる方法。雇用保険の会社の負担は、厚生年金等に比べると軽微であるため、お願いしてみると意外と加入させてくれるかも知れません。
もう一つは、会社を退職した後に、雇用保険の被保険者資格の確認請求を行うことで雇用保険に遡って加入する方法です。
遡って加入できる期間が、2年に限定されなくなったため、この方法はかなり有効な方法になりました。
引用元-パート従業員が雇用保険に加入するための「知識」と「方法」