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育休期間を3年に延長することで生じる問題と取得の現実

      2017/01/12

育休期間を3年に延長することで生じる問題と取得の現実

女性の働きやすい環境づくりを打ち出す政策の中に、育休期間を3年に延長する構想があります。
具体案は示される中、なかなか実現しないという現実も…
女性が働く上で育休の延長は本当に得策なのか、実際の問題や取得する環境への配慮も含め考える必要があるようです。

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育休期間が3年に延長!?

安倍晋三首相は子供が1歳半になるまで認められている育児休業を3歳まで延ばし、5年間で待機児童ゼロをめざす方針を決めた。
19日の経済3団体トップとの会談で協力を要請する。少子高齢化に伴う労働力人口の減少に歯止めをかけるのが狙いだ。
仕事と子育ての両立に悩む家庭には朗報と言えるが、実現に向けて給付負担や企業のコスト増大などの課題を克服する具体策が問われる。

政府は今後、産業競争力会議(議長・安倍首相)で議論し、成長戦略に織り込む。
2014年度の導入をめざす。

現在の育児休業制度では最長で子供が1歳半になるまで休業前賃金の50%がもらえる。
育児休業給付の初回受給者は11年度で07年度比約51%増の22万4800人と、利用が進んできた。

給付は労使が折半する保険料のほか、国庫負担で賄っている。
本来は給付の12.5%を国が負担するはずだが、社会保障費を抑制するため、半分強の7%弱に抑えているのが実情だ。
引用元-働く女性に手厚い支援 首相「育児休業3年」表明  :日本経済新聞

「育休期間3年」がなかなか実現しない原因は…

2013年の時点で、育休延長は5年を目途に実現させると言及されました。
しかし、今のところ大きな動きはまだないようです。

その理由はいくつかあります。

まずは、育児休業給付金について。
国と労使で負担している給付金が確実に増えるでしょう。
その給付増をどうまかない、国・企業・従業員でバランスをとるこのが可能かが議論されているのだと思います。

また、3年後に職場復帰をするということは、実際には困難さが伴います。
3年後に復職しても、どう働くか、働くことや働き方に迷い悩む人が多いだろうといわれています。

実際に専業主婦を長くしていると社会復帰に不安を覚えてなかなか思うように仕事を見つけられない方も多いようですから、3年の育休取得は、同じような心的影響が出る可能性もありますね。

実際に、すでに社内制度として育休延長を採用している企業もあります。
先に説明した給付金の負担の問題だけでなく、育休中の人材を用意する必要もありますので、追加が必要なコストも出てきますので、一筋縄ではいかない課題が山積みのようです。
引用元-育休の期間は1年からは3年になる?今後に要注目です! | オトコの恋バナ

育休期間を3年にすることで生じる問題は…

実際のところ育児休業給付金に関する問題があるため難しくなっています。
育休期間の1年間は子育てのための給付金が支給されるこの制度ですが、3年まで延長することによって給付金を出す国の負担が大きくなるため、この問題が解決しなければいつから育休期間が延長されるのかも見えないでしょう。

3年近く職場から離れることへの懸念もある

いつからかはわかりませんが育休期間が3年延長されるとなれば、その期間中は子育てに専念し職場から長期間離脱することになります。
親も長く職場からはなられることによって社会復帰に不安を覚える可能性があり、企業側も新たな人材を雇うための人件費をかけなければなりません。
さらに3歳未満の子どもを受け入れられる保育所は少なく、問題や課題は山積みとなっています。
引用元-育休が3年になるのはいつから?実現した場合の問題点|キャリアパーク[転職]

様々な問題や課題を抱えているため、議論を重ねる必要があると言えます。
しかし3年間休業すると、育休取得者の勤労への意欲が低下する傾向も強く、どちらかといえば職場復帰後のことを心配するほうがいいのかもしれません。
引用元-育休が3年になるのはいつから?実現した場合の問題点|キャリアパーク[転職]

「育休期間3年」に対するみんなの意見

実際に働く母からは、「そもそも3年の根拠がよくわからない。3歳から保育所に入所するのは現状だと厳しい」(36歳医療系専門職 3歳男児・1歳女児)、「知識面はなんとか補えるとしても、手の感覚が重要な今の仕事においては3年間も職を離れることにとても不安を感じる。
ベストな育休期間としては、仕事の面を考えると長くて半年と思うが、子供優先で考えると1年が現実的」(38歳医療系専門職 6歳・1歳女児)。

その他、男性と女性の育休を同列に扱うことに批判の声も。
「女性の育休には、産後の体を休める目的があり、さらには授乳といった体の問題もあるので、男性の育休と同じように語られてはかなわない」(37歳主婦 7歳・3歳男児)。

育休期間の延長は、待機児童などの問題により産後の社会復帰がかなわなかった人々や、仕事は続けたいが子供との時間をもっと持ちたいという人々にとっては朗報だ。
しかし、個人差はあるものの、産後の女性は心身ともに大きく変化し、社会の実態や現実に即した労働環境の改善はもちろん、心身のケアにも留意してほしいものだ。
そして女性の生き方や働き方はそれほどシンプルではないということにも目を向け、より踏み込んだ制度改革を期待したい。
引用元-「育休3年」、賛成? 反対?? | マイナビニュース

「育休期間3年」は実現しても取得は厳しい?

企業は会社によってまちまちなようで、大手企業は3年のところもあるようですが、本当に会社によってバラバラです。
安倍首相が言っているのは、育休の取得可能期間が1年6か月に企業に対して、一律3年にしようよっていうことのようです。
安倍首相の言っていることは、とってもいいことだと思います。
ただ、残念なのが、制度として最長3年間の育休可能としても、実際は使われないだろうな~ということです。
もっと、突っ込んだ部分を改革していかないと。

まずは、会社の雰囲気。
しっかり仕事を続けたい、キャリアを重ねていきたいという女性が、3年も休めるはずないじゃないですか。
3年も休んだら、会社自体の雰囲気も変わる、戻る部署だって様変わりしている、3年も休んで子供を抱えた状態で、元通りの仕事はできるはずもありません。
なので、働くのが好きなママ、キャリアを積んでいきたいママたちは、現状でも育休を取らないで、産休明けに保育園に預けて仕事復帰しているママも沢山います。
育休の取得可能期間を延ばすのは結構です。
ただ、それを実施する会社側に、ママたちが長期間休んでも、責任ある仕事を任せることができる雰囲気、育児休業をしたことが働き続けていくうえで不利にならない制度を充分に整えていかないと、有名無実の政策となってしまいます。
引用元-育休3歳まで延長に見直し 育児休業の延長で本当にママは救われるのか? | 葛飾区亀有在住 イクメンちゃぼすけ せどり転売で稼ぎ、自由に幸せに暮らす方法

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