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エボラ出血熱対策で陸上自衛隊を西アフリカへ輸送部隊を派遣することを防衛省が検討

      2015/04/11

エボラ出血熱対策で陸上自衛隊を西アフリカへ輸送部隊を派遣することを防衛省が検討

防衛省は18日、エボラ出血熱の感染防止対策を支援するため、西アフリカのシエラレオネに自衛隊を派遣する検討に入った。陸上自衛隊の輸送部隊を送り込み、現地で医師や食料を輸送する案が上がっている。

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(ウォール・ストリート・ジャーナル)エボラ対策、自衛隊派遣検討=西アフリカへ—防衛省

防衛省は18日、エボラ出血熱の感染防止対策を支援するため、西アフリカのシエラレオネに自衛隊を派遣する検討に入った。陸上自衛隊の輸送部隊を送り込み、現地で医師や食料を輸送する案が上がっている。

 中谷元防衛相は18日、首相官邸で安倍晋三首相に会い、国際緊急援助隊としての派遣計画を伝えた。関係者によると、感染者の輸送は想定していない。

引用元-−-ウォール・ストリート・ジャーナル

(ニコニコニュース)エボラ熱対策へ陸自派遣案 西アフリカで輸送活動

西アフリカを中心に感染被害が深刻なエボラ出血熱の対策に向け、陸上自衛隊の輸送部隊をシエラレオネに派遣する案が政府内で浮上した。複数の政府関係者が18日、明らかにした。防衛省は国際緊急援助隊法に基づき、医療関係者や物資の輸送活動などに隊員約400人を従事させる案を同日、安倍晋三首相らに説明した。官邸には「今派遣する必要があるのか」(高官)と慎重論がある。

 加藤勝信官房副長官は18日の記者会見で「現時点で(派遣を)決定した事実はない」と強調。その上で、今後検討する場合には(1)自衛隊員の安全確保(2)現地や国際社会の要請―などを総合的に判断する考えを示した。

引用元-−-ニコニコニュース

(朝日新聞)エボラ対策で陸自派遣を検討 西アフリカに400人規模

エボラ出血熱の猛威がやまない西アフリカのシエラレオネに向けて、防衛省が陸上自衛隊の輸送部隊を現地に派遣する検討に入った。同省幹部が明らかにした。陸自の輸送部隊が現地で医師や物資の輸送を担うほか、海上自衛隊の輸送艦と補給艦も西アフリカ沖に展開して陸自隊員の拠点とし、派遣隊員は全体で400人規模とする案だ。

防衛省幹部は18日に計画の詳細について首相官邸に報告した。官邸は「自衛隊を出す必要があるのか」と消極的で、実際に派遣されるかどうかは不透明だ。

 エボラ出血熱対策をめぐっては、安倍晋三首相が昨年9月の国連総会で、防護服50万着をアフリカの現地に供与する方針を発表。これを受けて、10月に民間機により2万着がリベリアとシエラレオネに運ばれた。

 その後、自衛隊機も輸送に乗り出し、昨年12月上旬、航空自衛隊のKC767空中給油・輸送機を使って、医療関係者が使うガウン、手袋、マスクなど防護服関連物資の一部を西アフリカのガーナへ運んだ。この時は国際緊急援助隊派遣法に基づき、自衛隊に国際緊急援助空輸隊が組織され、エボラ出血熱対応で初めて自衛隊が海外派遣された。

 今回は初めて、陸自の輸送部隊を西アフリカの現地に派遣する計画だ。シエラレオネではすでにエボラ出血熱により3千人を超える死者が出ており、防衛省は防護服を提供するだけでは貢献が足りないと判断。自衛隊員が現地に入り、医師や物資の輸送に当たる必要があると判断した。

引用元-−-朝日新聞

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