介護の仕事をしている男性の現状と抱えている問題について

超高齢化社会と言われている今、介護の仕事はこれからも大変重要となっていく職業だと思います。
介護の現場は、女性が活躍しているイメージがありますが、
今回は男性で介護の仕事をしている人たちの現状と抱えている悩みについてクローズアップしてみました。

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男性に厳しい介護の現場

男性ヘルパーには、業務上、女性のヘルパーとは違った大きなハンディキャップがあります。
男性であるというだけで、受け入れられない。
なんでこんなに見下されるんだろう。
モロッコに行って性転換手術でも受けてしまいたい。
男性のホームヘルパー誰でも一度はそんな悩みにぶつかったりします（？）。
ヘルパーの仕事の大部分を占めているのが家事援助（複合介護を含む）です。
家事援助をしないで勤務時間を確保するのは、夜勤専門の勤務体制にでもしない限り至難の技です。
男性ヘルパーにとって、家事援助はまさに鬼門です。
家事の仕事では、男性は受け入れられないことが多いです。
もちろん、男性で調理ができるのが前提としてあったとしても、
男性が料理を作るというのは・・・と敬遠されることがあります。
男性に料理を作ってもらったことなど一度もない、という女性のお客様もいるでしょうし、男子厨房に入るべからず、の時代ですから。
あと、男の人に料理なんてできるのかしら、なんて言い出す方も。
逆に、男性の利用者様からも、男のくせにこんな仕事してるんじゃない、なんて説教されることも。
まぁ、そういった先入観をいかに取り除いていくかが課題ですね。
男性であるというだけでマイナスイメージになっていることがあります。
それだけに、お客様からの印象には気を使いましょう。
できるだけ腰を低く、愛想よく、若ければその若さを活かして「かわいい」と思われるようアピールしましょう。

引用元-男性ヘルパーの憂鬱。男性ホームヘルパーの需要と活躍の場。

男性介護士の年収は？

男性介護士の年収はいくらくらい？

福祉施設介護職員の平均年収はおよそ300万。
これは男女合わせたものになりますが、男性だけで見ると5％～10％上乗せした金額である315万～330万が男性介護士の平均年収でしょう。
これだけ見るとどうですか？全職業の平均年収は410万ほどだと言われているので、高い部類ではありませんね。
ただ、介護職の場合、給料の開きというのはけっこうあるので、年収200万の人もいるけど、人によっては400、500、600万と貰っている人も少なくはないのです。

保有資格・勤務年数・役職・職場で給料は変わる

ただ、平均年収というのはあくまで平均でしかありませんので、こういった数字はあくまで参考値に過ぎません。
入社1年目の20歳の若い男性と50歳の施設長の給料が一緒な訳はありませんし、倍くらい年収が違うことだってざらです。
例えば年収220万・年収600万・年収180万（合計1000万）でも平均は333万になりますし、それに、保有資格によっても給料は異なります。
資格別に見れば、厚生労働省の調査により、男性のホームヘルパーで平均年収307万円、男性のケアマネージャーで平均年収404万円というデータが出されていますし、男性の介護福祉士のデータは発表されていませんが、250万～450万ほどが相場でしょうね。
つまり、資格だけでも年収は変わるのです。

引用元-男性介護士の年収

介護の仕事をする男性の共通の悩みとは

男性の介護職員は
 
・給料面
・何歳まで働けるのか
 
というのが将来の不安要素として共通しています。
まずは、給料面では、主任クラスになったとしても、月給は20万円程度というのは説明した通りです。
これは今後、結婚することなく、一人暮らしを続けた場合は、なんとか生活していけるが、結婚し妻や子供を養うとなれば話は違ってきます。
妻が仕事をしていたとしても、妊娠し出産となれば、産休や育児休暇時期は夫の収入だけで生活しなければなりません。
子どもが大きくなり、中学や高校となれば、学費や食費、生活費は思っていた以上にかかるものです。
妻が高収入の職にでもつかない限りは、子どもを育てるのは厳しいと感じるのではないでしょうか。
介護の仕事は肉体労働でもあり、男性介護職員の場合は、その面で期待される部分も大きいです。
肉体労働を続ければ、だんだんと身体に無理が生じ始め、今は回復が早くても定年まで働けるか不安に駆られます。
腰痛は介護職に付きものです。
そしてそれは、特に男性介護員に目立って多いと言えます。
身体を壊して休めば、今度は「いつ仕事に戻れるだろう？」と不安になります。
介護は肉体的にも、精神的にも、給料の面に於いても、不安だらけの職業なのです。

引用元-男性介護員に将来性ないは本当か？ | 介護辞めたい

男性が介護の仕事を続けていくために必要なこと

介護職として定年まで働くことを考えているのでしたら、将来を見据えて、早い段階で何をやりたいか、どうような立場でいたいかを定めて置くことが大切だと言って良いでしょう。
介護の経験は、他の業界にはあまり役に立つことはないので、２０代の内なら若さでカバーできても、３０～４０代になると他業界の転職は難しくなります。
もし、今介護の仕事をしていて、
施設長になりたい！
本社で勤めて経営に関わりたい！
ケアマネジャーの資格を取得して経験を積む！
多少給料が低くても、家族の理解を得て働き続けたい！
以上のようなの目標・やる気がないのでしたら、早めに転職した方が後悔しないと言えます。
勿論、介護の仕事を初めてすぐに、将来の目標を持つのは難しいですが、ある程度の期間を定めて置いて、その時までに将来の目標のビジョンが何も浮かばなかったり、介護職として頑張りたいと思えなくなってしまったら転職を検討するように決めると良いと思います。
勤続年数を重ねて、スキルを磨けば家族を養えるだけの給料を稼ぐ事は可能ですが、入社時点の給料は低い水準の職場が多いので、既に家族を持っている方は家族の理解が必要になります。
ただ、これは前述したように、介護業界に限らずに、未経験の業種なら基本的に給料は大幅に下がります。
そのため、生活の事を考えるなら前職経験を活かせる仕事に転職する事が一番と言えます。
ただ、介護の仕事が好きで、定年まで働き続ける覚悟があるのでしたら、介護業界に転職するのも一つの選択肢だと思います。
なお、何度も言うように介護施設は職場によって待遇が大きく変わって来るので、入社する介護施設は慎重に選んでください。

引用元-男性介護職員の不安 定年まで働けるのか

男性が介護の仕事をする際に求められること

男性介護士の場合、女性介護士よりも体力面で勝っていることがほとんどなので、体力仕事でもある介護職に関しては非常に向いていると考えられます。
人のお世話をするという考え方でいえば、コミュニケーション能力などは女性のほうが柔軟に対応できるケースが多いですが、男性であってもこれらは性格や経験次第で対応できるもの。
そういった面で言えば、男性介護士には体力を活かしながら、長く現場で働いてもらうことが何よりも求められているはずです。
しかし現実には厳しく、女性と同様に離職率が高いといえるでしょう。
問題なのはやはり賃金の安さ。
体力を消耗する酷な仕事のわりには十分な稼ぎが得られないために、将来を心配している人が多いはずです。
女性よりも男性のほうが賃金は高めに設定されていることが多いですが、それでも決して満足できる金額ではないというのが現状なのです。
離職率を減らすためにはまず、賃金面の改善が最優先されることが望まれるでしょう。

引用元-男性介護士のこれから – げんきワーク

twitterの反応

ああいう仕事って通常の介護に加え性介助もしなきゃならないと噂に聞くし、若い女の人がする仕事じゃないなと思う。男性でもキツいだろうな…介護福祉関連はどこも大変な仕事だけど、余りにも想像を絶するわ…

— ぬるま湯@バトスピアニメ消化中 (@shinratsu_twin) July 28, 2016

今日、職場でショックなことが…。
私を採用して下さった上役の方（男性）が、ご家族を介護するために退職することになりました…。
私に親身になって温かく配慮をして下さった方で、これから頑張って恩返ししたいと思っていた矢先でした（泣）
上役の方のためにも、今後も仕事を頑張ります（涙）

— コバルトブルー＠ＢＭ万歳!! (@cobaltblue15612) July 28, 2016

鳥越は女の敵だよ。(女性の仕事とされている)保育も、介護もわかるわけが無い！！非常に古いタイプの男性だね。女性は鳥越に入れることは自分で自分の首を絞めるようなもの。宇都宮氏のほうがわかっている。上野千鶴子、論外。#都知事選 #鳥越俊太郎

— Shelby0166 (@shelby0166) July 28, 2016

大きな声で言えないけど、介護福祉職の男性で独特の思想とか女にだらしなくてお金集ってくるような人、嫉妬で人を貶めるようなことする人結構多い。。。普通のひともいるけど、熱意もって仕事してるいいひとって新卒くんくらい。

— さっちも☆ふらんぼわーず (@sacchies009) July 27, 2016

介護職と言うと前職の時に顧客で介護施設の現場のリーダーやっていた男性が最後辞める時に「僕はね。シックスさん。二十代を無駄にしましたよ。こんな仕事に就かなければよかった。世間で通用するスキルは何にも身につかなかった」って呪いのような言葉を残して去っていったの思い出してわりとつらい。

— シックス (@Six_Sh00ter) July 27, 2016

19人刺殺して遺族に謝罪したいとかほんと頭くるってる
自分より弱い人にそんな事してどんだけ小さい男なの。あーほんと介護の仕事して事件起こす人って男性ばっか。

— れなぽん (@omiryu27) July 27, 2016

今回の事件は犯人の男性は若い方だから施設で色々と大変な目にあって来たのかなーと思う。
介護職って仕事出来ない、気配り出来ない←とくにスタッフ。
と扱いが酷いからな。

— はる(•ө•) (@tantomisto) July 27, 2016

若い男性は介護職は向かないと思う、川崎でベランダから３人落とした人
今回の事件、仕事の割に低賃金、非現実的な人間関係の毎日
生産性0の世界、氷山の一角虐待問題施設
若い男性は生産性のある仕事が良いと思う。

— ナナ＠尿酸値高過ぎで痛風になる (@jiyunn555) July 26, 2016

保育士も介護士も「楽な仕事じゃないか」っていう奴らは大概が男性のような気がする。そりゃそうだろう。お前らの嫁さんや母親、下手したら子供らが全部やって、あんたらはほんの数時間・数十分・数分を掻い摘まむだけじゃないか。そりゃ楽だろ。24時間365日つきっきりでやってみろや。

— 蒼水 (@aomi_12) July 26, 2016

クソロールモデル集について同じ社内の夫と話したところ、男女共同参画と言ってるのに男性の話が載ってないのはおかしい、介護で仕事を辞めるか辞めないかの瀬戸際だった、人生詰みそうだったけと周囲の理解と休業の制度に救われた、等の話もあっていいという話になりました。

— ぴよ(2歳♀)心は熊本！ (@___piyo___piyo) July 22, 2016