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ネパール大地震で死者1800人超。アメリカなど各国が支援隊派遣を表明。アルピニスト野口健さんは無事

      2015/06/13

ネパール大地震で死者1800人超。アメリカなど各国が支援隊派遣を表明。アルピニスト野口健さんは無事

ネパール中部で25日に起きた大地震で、同国警察当局者は26日、死者が1805人に達したと明らかにした。首都カトマンズなどに非常事態を宣言したネパール政府は、被災者の捜索や救出活動を急いでいる。負傷者は4万5千人に達したとの報道もある。また、ネパールには約千人の在留邦人が在住、カトマンズの日本大使館が被害状況の把握を進めている。

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(youtube動画-TBS News-i)ネパール大地震、死者1300人超える

https://youtu.be/h4hr805ZCXk

(日本経済新聞)ネパール大地震の死者1800人超 米、支援隊派遣へ

ネパール中部で25日に起きた大地震で、同国警察当局者は26日、死者が1805人に達したと明らかにした。首都カトマンズなどに非常事態を宣言したネパール政府は、被災者の捜索や救出活動を急いでいる。負傷者は4万5千人に達したとの報道もある。

ケリー米国務長官は25日、米国際開発局(USAID)が災害支援対策チームの派遣準備に入ったことを表明した。緊急措置で100万ドル(約1億2千万円)の資金拠出も決定。欧州連合(EU)も支援を検討している。ネパールでは約80年ぶりともされる大規模な地震災害を受け、国際支援の動きが広がっている。

 また、ネパールには約千人の在留邦人が在住、カトマンズの日本大使館が被害状況の把握を進めている。

 大地震では、耐震性の弱い建物の崩壊で人々が下敷きとなった。余震でさらに崩れることを恐れ、カトマンズなどでは25日夜から26日未明にかけ、多くの人々が屋外で夜を過ごした。電気や通信の遮断などライフラインが混乱しており、全容解明にはなお時間がかかる見込み。

引用元-−-日本経済新聞

(NHK)ネパールの地震 死者約1400人に

25日、ネパールで起きたマグニチュード7.8の地震でこれまでにおよそ1400人が死亡し、首都カトマンズでは、住宅の外に避難した人たちが余震などをおそれて屋外で不安な夜を過ごしています。
ネパール中部で25日、マグニチュード7.8の地震があり、ネパールからインド北部にかけての広い範囲で強い揺れが観測されました。
震源は首都カトマンズの北西80キロ付近とみられ、カトマンズでは、多くの住宅や歴史的建造物が倒壊し、軍が出動して閉じ込められた人たちの救出活動を続けています。
ネパールの警察によりますと、これまでに1392人の死亡が確認されたということです。
現地では、住宅の外に避難した人たちが余震などをおそれて公園や広場などにとどまっていて家から持ち出した毛布をかぶり、身を寄せ合って暖を取っていて不安な夜を過ごしています。
また、停電によって一帯が真っ暗ななかで、照明を当てながら大型のショベルカーなどを使って崩れた建物のがれきを慎重に取り除くなど、生存者の捜索が行われています。
一方、エベレスト周辺には、地震が発生した際、外国人400人を含む1000人以上の登山者がいたとみられ、地震によって発生した雪崩が登山者のベースキャンプを襲い、これまでに10人が死亡したということです。
ネパールには、日本人1100人以上が住んでいるほか、登山などの観光シーズンで大勢の日本人旅行者もいます。
ネパールにある日本大使館は、現時点で日本人の被害の情報はないが、日本人がよく宿泊するホテルや病院と連絡を取って、引き続き情報収集を進めているとしています。
被害は隣国にも拡大していて、インドでこれまでに44人、中国のチベット自治区で13人、バングラデシュで2人が死亡したということです。
この地震を受けて、インドは、およそ300人の救援部隊をネパールに派遣したほか、アメリカ、フランス、中国、パキスタンが部隊の派遣を表明するなど各国による支援の動きが始まっています。

日本大使館 榊原修一公使の話

カトマンズにある日本大使館の榊原修一公使は、NHKの電話取材に対して「地震は強い揺れで2、3分くらい続いた。当時、自宅にいたが、戸棚のグラスが落ちて粉々になった。町なかでは古い家屋がところどころで倒壊し、がれきで道が塞がっていた。地震直後は余震も多かったが、今はだいぶ落ち着いている。大使館の周辺は水や電気は来ているが、携帯電話がつながりにくい状況だ」と現地の状況を語りました。
また、ネパール在住の日本人の状況について、「日本人がよく宿泊するホテルや病院とも連絡を取って日本人の安否の確認を行っているが、これまでのところ死者やけが人の情報は入っていない。今後もネパール政府と連携を取りながら情報収集を進めたい」と話しています。

仕事で訪れていた日本人は

仕事でネパールを訪れている佐藤実さんは、地震が起きた当時、首都カトマンズから南西に80キロほど離れた場所にいたということで、NHKの電話取材に対し、「車に乗っていましたが、運転ができないほどの揺れが1分ほど続きました」と話していました。
佐藤さんは、滞在していたカトマンズに車で戻ることにしましたが、その道中の様子について、「ネパールにはレンガを土で固めた家が多いのですが、そうした家があちこちで倒壊していました。子どもが亡くなった、誰が亡くなった、という話をよく耳にしました」と振り返っていました。
カトマンズ市内に到着したときの状況については、「古い建物やブロック塀が倒れ、道路が閉鎖されていました。ネパールでは地震はあまり多くないので、みんな驚いて騒いでいました。大勢の人が道路に出てきて混乱している様子でした」と話していました。
夜になり、佐藤さんがいるホテルでは、自家発電によって電気が使えているものの、ホテルの周りはほとんどが停電していて、暗いということです。
また、今後については、「数日後には帰国する予定でしたが、空港が閉鎖されているという話なので、どうなるか分かりません」と話していました。
同じく仕事でネパールを訪れていて、地震が起きたときにカトマンズのホテルに滞在していた52歳の日本人の女性は、NHKの電話取材に対し、「ホテルの部屋にいたら突然、かなり強い不規則な縦揺れが始まり、怖くなって床に伏せていた。ホテルはカトマンズの盆地を見渡せる丘の斜面に建っていて、ホテルの外に避難するとふもとの町のあちこちから土ぼこりが巻き上がっていて、多くの建物が壊れているのではないかと思った」と当時の状況について話しました。
また、「ホテル周辺の道路には小さな亀裂が走っているが、ホテルの電気や水道には異常がないので、きょうはホテルで一夜を明かすことにしている」と話していました。

引用元-−-NHK

(ロイター)滞在の野口健さん無事

地震が発生したネパールにあるヒマラヤ山系には、アルピニスト野口健さん(41)も滞在しており、事務所が無事を確認したことが25日、分かった。野口さんのブログによると、最後の更新は23日で、エベレストから30キロ以上西のゴーキョ・ピークを登頂し「天候次第ですが、明後日には峠越えをしエベレスト方面へ。エベレストのベースキャンプ(BC)を目指します」と書いていた。

 ブログには、10日の記事でカトマンズ入りしたと紹介。14日に「明日からヒマラヤへ。約1カ月半の登山となります」との記述があった。

引用元-−-ロイター

(ロイター)ネパール大地震で死者1400人、さらに増加も 各国が救助支援

ネパールで25日、マグニチュード(M)7.9の地震が発生し、警察によると1394人の死亡が確認された。現地では懸命の救出活動が続けられているが、死者はさらに増加する恐れがある。負傷者も約4700人に上るという。

首都カトマンズでは少なくとも300人が死亡。市内にはがれきが積み上がり、寺院や1832年に建造された高さ約60メートルの「ダラハラ塔」も崩壊した。

地震の影響で世界最高峰エベレストで大規模な雪崩が起き、インド軍の捜索チームは18人の遺体を確認したという。

ネパールは各国に支援を要請しており、隣国インドは軍機や救助チームを緊急派遣したほか、米国、英国、パキスタンも捜索救助の専門家らによる支援を提供している。

今回の地震は、ネパールでは過去81年間で最悪の規模とされている。1934年の地震では8500人以上が死亡した。

引用元-−-ロイター

(東京新聞)「状況が分からない」 ネパール地震 旅行会社、確認急ぐ

ネパール中部の地震では、世界最高峰エベレスト(八、八四八メートル)で雪崩が起き犠牲者が出た。春の登山シーズンを迎えたエベレストなどヒマラヤ山系を目指す日本人が現地に多く滞在。複数の安否が確認できておらず、旅行会社は緊迫した様子で情報収集を続けた。
 ネパールにあるトレッキング会社「ヒマラヤン・シェルパ・アドベンチャー」の日本側窓口を務める森崎隆さん=長野県東御市=によると、三月中旬に出国した石川県の二十代男性が一人でダウラギリに向かったが、連絡が取れていない。
 森崎さんは「山では雪崩が心配だし、カトマンズなどは地震対策がされていない、れんがの家も多い。メールを送っても返信がないが、とにかく無事でいてほしい」と祈るように話した。
 ヒマラヤのトレッキングツアーを企画する兵庫県の旅行会社によると、四県のツアー客六人と連絡が取れない。神戸市北区の後藤富夫さん(65)は登山会の仲間三人で参加。妻美代さん(54)は取材に「夫は今回の登山を楽しみにしていた。きっと連絡が取れないだけで大丈夫だと思う。無事でいてほしい」と話した。
 東京都千代田区の旅行会社「アドベンチャーガイズ」には午後三時半ごろ、現地の日本人ガイドから「エベレストのベースキャンプで雪崩が発生した。各国のテントが壊滅状態だ」と連絡が入った。
 ガイドの近藤謙司社長と日本人客計十五人、日本人スタッフ一人ら全員の無事を確認した。社員の山保浩司さんは「最悪の事態にならず、ほっとした」と安心した様子。現地とのやりとりやツアー客の家族らへの電話対応に追われ「現地の通信状況が悪く、状況が分からない」と困惑していた。
 ツアーは今月九日から来月二十九日の日程でエベレストやローツェに登ったりトレッキングをしたりする内容。参加したタレントのなすびさんはツイッターに四月二十五日「隊員すべて無事」と書いた。
 このほか、阪急交通社(大阪市)が手配した東京や名古屋からの三つのネパールツアーで、日本人客計三十六人全員の無事を確認。ある関係者は「ゴールデンウイークが本格的に始まった後に起きていたら、もっと多くの旅行者が巻き込まれたかもしれない」と話した。

引用元-−-東京新聞

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