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外務省がフリーカメラマンのシリア渡航阻止のために強制で旅券(パスポート)返納命令!

      2015/04/11

外務省がフリーカメラマンのシリア渡航阻止のために強制で旅券(パスポート)返納命令!

外務省は7日、シリア渡航を計画する50代の日本人男性フリーカメラマンに、旅券法の規定に基づいてパスポート(旅券)を返納させた。シリアなどを根拠地とする過激組織「イスラム国」が日本人2人を殺害したとする映像を公開した事件を踏まえ、身柄の安全確保を理由に渡航を強制的に阻止した。同省としては初の措置で、憲法が保障する移動の自由との関係で論議を呼びそうだ。

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(youtube)シリア渡航旅券返納に関するyoutubeニュース動画

(時事通信)シリア渡航、旅券返納で阻止=50代写真家、自重要請従わず-外務省

外務省は7日、シリア渡航を計画する50代の日本人男性フリーカメラマンに、旅券法の規定に基づいてパスポート(旅券)を返納させた。シリアなどを根拠地とする過激組織「イスラム国」が日本人2人を殺害したとする映像を公開した事件を踏まえ、身柄の安全確保を理由に渡航を強制的に阻止した。同省としては初の措置で、憲法が保障する移動の自由との関係で論議を呼びそうだ。
 政府関係者によると、男性は新潟市中央区在住の杉本祐一さん。杉本さんは、トルコを経由してシリアに渡航すると新聞インタビューで表明。同国に入れば、イスラム国が警告している日本人へのテロの対象になりかねないことから、外務省と警察庁は繰り返し自重を要請した。しかし、杉本さんが渡航の意思を変えなかったため、同省は返納命令に踏み切ったとしている。
 旅券法19条は、パスポートの名義人の生命、身体または財産の保護のために渡航を中止させる必要があると認められる場合、旅券の返納を命じることができると定めている。外務省によると、この規定に基づく返納命令は初めて。

引用元-−-時事通信

(日本経済新聞)シリア渡航、旅券返納命じ阻止 カメラマンに外務省

外務省は7日夜、シリアへの渡航を計画していた新潟市在住のフリーカメラマン杉本佑一さん(58)に対し、旅券法に基づいて旅券(パスポート)の返納を命じ、渡航を阻止したと発表した。外務省筋によると、杉本さんはトルコを経由して、シリアに入国することを公言していたという。

 邦人人質事件を踏まえ外務省は警察と共に、男性に対し自粛を強く要請したが、渡航の意思を変えなかったという。

 渡航阻止の法的根拠について外務省は、旅券の名義人の生命、身体、財産の保護という、旅券法19条の規定に基づいて、緊急に旅券の返納を命じたとしている。この規定による返納は初めて。

 外務省筋によると、杉本さんは、トルコ経由でシリア入りを目指していた。杉本さんはこの間、新聞紙上で、人質事件についてコメントしていた。

 外務省幹部は6日、個人的意見とした上で、過激派「イスラム国」の支配地域を目指す渡航者の出国禁止措置を検討すべきだとの考えを記者団に明らかにしていた。

引用元-−-日本経済新聞

(産経ニュース)シリア渡航計画の50代男性に旅券返納命令 外務省

岸田文雄外相は7日、危険情報で4段階で最も高い「退避勧告」を発出しているシリアへの渡航を計画していた50代の男性に対し旅券の返納を命じ、これを受領した。男性は新潟市在住のフリーカメラマン、杉本祐一氏(58)で、シリアへ渡航をメディアなどを通じて表明していた。

 外務省の発表によると、同省は警察庁とともに再三にわたり渡航の自粛を強く求めてきたが、翻意しなかったことから旅券法に基づいて旅券を返納させ、渡航を差し止める措置に踏み切ったという。旅券の名義人の生命、身体、財産の保護という旅券法19条の規定に基づき、緊急に旅券の返納を命じたとしている。この規定による返納は初めて。

 外務省幹部は6日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の支配地域をめざす渡航について「旅券の返納を要請し、出国を差し止める手段も必要になろう」と述べていた。

引用元-−-産経ニュース

(読売新聞)シリア北部渡航計画の男性に初の旅券返納命令

外務省は7日、イスラム過激派組織「イスラム国」の勢力圏があるシリア北部に渡航しようとした50歳代の新潟県在住の男性に対し、旅券(パスポート)の返納を命じ、受け取ったと発表した。

旅券法は、生命、身体、財産を保護するため、旅券返納を命じることができると定めているが、すべての国への渡航を制限することになるため、この理由での適用はなく、初の事例となった。外務省は、イスラム国による日本人人質事件を踏まえ、今後もイスラム国の支配する地域への渡航については旅券の返納命令を出し、入国を阻止する方針だ。返納命令に従わない場合、その旅券は失効する。

 男性はカメラマンで、トルコ経由でシリア北部に入ることを計画していた。外務省と警察庁が再三、渡航の取りやめを求めたが、応じなかったという。

 憲法は「海外渡航の自由」を保障しており、渡航を制限することは原則できないが、同地域に関しては、「生命が危機にさらされる可能性が高く、例外に当たる」(外務省幹部)と判断した。

引用元-−-読売新聞

(朝日新聞)シリア渡航を計画、カメラマンに旅券返納命令 外務省

外務省は7日、シリア渡航を計画していた男性に対し旅券法に基づいて返納を命じ、男性から旅券を受領したと発表した。返納を命じた理由について、同省は「隣接国を経由してシリアに渡航する旨を表明しており、警察庁とともに渡航の自粛を強く説得したが、意思を変えなかった」などと説明している。

 同省が名義人の生命保護を理由に旅券の返納命令を出すのは初めて。旅券法19条は、「旅券の名義人の生命、身体又は財産の保護のために渡航を中止させる必要があると認められる場合」は、外相などが名義人に旅券の返納を命令できると規定。同省は同法に基づいて「緊急に旅券を返納させる必要があると判断」したとしている。

 旅券返納を命じられたのは、フリーカメラマンの杉本祐一さん(58)=新潟市中央区。

引用元-−-朝日新聞

(NHK)シリア渡航計画の男性に旅券返納命令

外務省は、イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件などを踏まえ、「イスラム国」が勢力を拡大するシリアへの渡航を計画していた50代の日本人男性に対し、7日、旅券法に基づいてパスポートの返納を命じ、回収しました。

外務省によりますと、この50代の男性は、イスラム過激派組織「イスラム国」が勢力を拡大するシリアに渡航する計画があることを新聞のインタビューなどを通じて表明していたということです。
外務省は、「イスラム国」が今後も日本人を標的にするとしていることなどを踏まえ、この男性に対し渡航の自粛を強く働きかけてきました。
しかし、この男性は渡航の意思を変えなかったということです。
このため外務省は、この男性の生命、身体や財産の保護のために渡航を中止させる必要があるとして、7日、旅券法に基づいてパスポートの返納を命じ、回収しました。
外務省によりますと、生命や財産の保護を理由にパスポートの返納を命じるのは初めてだということです。

引用元-−-NHK

(毎日新聞)シリア渡航計画:男性にパスポート返納命令 外務省

外務省は7日、旅券法に基づき、シリアへの渡航を計画した日本人男性のパスポートを返納させたと発表した。男性は新潟市在住のフリーカメラマン(58)で、メディアで渡航の意図を表明していた。外務省は自粛要請したが聞き入れられず、返納命令を出した。

旅券法では「名義人の生命、身体または財産の保護」に必要な場合、返納を命じることができる。外務省によると、この規定を適用した返納命令は初めて。

引用元-−-毎日新聞

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