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「神戸国際フロンティアメディカルセンター(KIFMEC-キフメック-)」生体肝移植手術で7人中4人が死亡を受け肝臓移植手術を停止!院長の田中紘一院長が取材で明らかに

      2015/06/13

「神戸国際フロンティアメディカルセンター(KIFMEC-キフメック-)」生体肝移植手術で7人中4人が死亡を受け肝臓移植手術を停止!院長の田中紘一院長が取材で明らかに

外国人患者の治療を目的のひとつに去年11月、神戸市に新たに設立された神戸国際フロンティアメディカルセンターで、「生体肝移植」と呼ばれる肝臓の移植手術を受けた患者7人のうち4人がいずれも手術後、1か月以内に死亡したものです。病院側は、当初、医療ミスがあったとは考えていないとして今月も新たに1例の手術を行っていましたが、移植手術の専門医で作る日本肝移植研究会は17日、手術後の出血など合併症の対応に不十分な点があったほか、医師などの人数が少ない中で手術が行われていたなどとして、手術の中止を病院側に求める方針を明らかにしていました。

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(読売テレビ)4人死亡の病院に“移植停止”求める方針

神戸市の病院で生体肝移植を受けた患者4人が死亡した問題で、調査している日本肝移植研究会が「病院の体制が不十分」などとして、移植の停止を求める方針を固めたことがわかった。

 神戸国際フロンティアメディカルセンターでは、去年12月から4か月の間に、生体肝移植を受けた患者7人のうち4人が手術後1か月以内に死亡していて、日本肝移植研究会は、診療に問題がなかったか調査を進めている。その結果、「手術前の検査が不十分であること」や「医師などのスタッフが少なく、体制を作り直す必要があること」などから、生体肝移植の停止を病院側に求める方針を固めたことがわかった。一方、田中紘一院長は取材に対し、「病院の体制は十分整っている」と反論した上で、調査結果が出るまで移植手術を一旦中止したことを明らかにした。

引用元-−-読売テレビ

(Googleマップ)神戸国際フロンティアメディカルセンター周辺の地図情報

(毎日新聞)神戸の病院:生体肝移植を一時中止 4人死亡受けて

神戸市の民間病院「神戸国際フロンティアメディカルセンター(KIFMEC)」で生体肝移植手術を受けた4人が死亡した問題で、病院側は18日、今後の手術を一時取りやめることを明らかにした。

 全国の肝臓移植医でつくる日本肝移植研究会が、スタッフが少ないなど体制が不十分として、生体肝移植手術の中止を近くセンターに求める方針を固めていた。

 京都大名誉教授で同センターの田中紘一院長(73)は18日、取材に「現在予定している移植手術をいったん止めて、研究会の報告書を基に再検討することとした」と話した。一方で「死亡した事例は、無理に手術をしたわけではない」と説明した。

引用元-−-毎日新聞

(産経ニュース)生体肝移植手術、一時中止へ 院長が明言、4人死亡の神戸の病院

神戸市の民間病院「神戸国際フロンティアメディカルセンター」で生体肝移植手術を受けた4人が死亡した問題で、京都大名誉教授で同センターの田中紘一院長(73)は18日、取材に「現在予定している移植手術をいったん止めて、再検討することとした」と話した。

 田中院長は一方で「死亡した事例は、無理に手術をしたわけではない」と説明した。同センターには、外国からの患者を呼び込む「医療ツーリズム」をはじめ、国際的な医療拠点になるとの期待も寄せられているが、影響が出そうだ。

 同センターに対しては、全国の肝臓移植医でつくる日本肝移植研究会が、スタッフが少ないなど体制が不十分として、生体肝移植手術の中止を近く求める方針を固めており、田中院長も、研究会の報告書を基に再検討するとした。

 関係者によると、研究会が調査した結果、センターでは臓器提供者(ドナー)や移植を受ける患者の事前の検査が不十分だったり、移植手術に適応するかどうかの判断をする話し合いが十分行われていなかったりした事例があった。ほかにも、移植手術を実施するには医師や看護師などスタッフが少ない点が問題視されていた。

センターでは昨年12月~今年3月、国内外の計7人に親族からの生体肝移植手術を行ったが、うち日本人2人とインドネシア人2人の計4人が手術後に状態が悪化して死亡。このうち2人は15歳未満だった。センター側はこれまで「医療ミスとは思っていない」との見解を示しており、今月も新たに1例の生体肝移植手術を実施していた。

 病院側によると、センターで移植にかかわる常勤医は生体肝移植手術の第一人者の田中院長を含めて5人。手術は外部の医師も含めて6~10人で行ったという。

引用元-−-産経ニュース

(読売新聞)神戸の病院、9人目の生体肝移植手術を延期

 神戸国際フロンティアメディカルセンター(院長=田中紘一・京大名誉教授)で生体肝移植を受けた患者4人が死亡した問題で、田中院長は18日、来週予定されていた9人目の移植手術を延期したことを明らかにした。

問題を調査している専門医団体の日本肝移植研究会の調査報告を踏まえ、改めて行う方針という。

 同研究会は「移植を行う体制が不十分」などと判断し、生体肝移植の停止を提言する方針を固めており、来週にも調査報告書を同センターや厚生労働省に提出する見通しだ。

 この日、名古屋市内で開かれた会合に出席した田中院長は、読売新聞の取材に対し、移植手術の延期について、「報告書が出ることがわかったので、患者の了承を得て待ってもらうことにした。報告書を踏まえ、病院としてしなければいけないことを検討したい」と説明。調査報告の内容を検討し、再開したい意向を示した。

引用元-−-読売新聞

(NHK)肝移植4人死亡の病院 手術一時中止を表明

神戸市にある病院で肝臓の移植手術を受けた患者7人のうち4人が手術後1か月以内に死亡した問題で、病院側は、手術後の管理に問題があったなどとする専門医の団体の調査内容を受け、手術を中止したことを明らかにしました。指摘された問題点を改善したうえで再開したいとしています。
この問題は、外国人患者の治療を目的のひとつに去年11月、神戸市に新たに設立された神戸国際フロンティアメディカルセンターで、「生体肝移植」と呼ばれる肝臓の移植手術を受けた患者7人のうち4人がいずれも手術後、1か月以内に死亡したものです。
病院側は、当初、医療ミスがあったとは考えていないとして今月も新たに1例の手術を行っていましたが、移植手術の専門医で作る日本肝移植研究会は17日、手術後の出血など合併症の対応に不十分な点があったほか、医師などの人数が少ない中で手術が行われていたなどとして、手術の中止を病院側に求める方針を明らかにしていました。
これについてセンターの田中紘一病院長は、18日NHKの取材に対し、来週予定していた手術を中止したと明らかにしました。そのうえで「体制面の充実などできることは対応したい」と話し、指摘された問題点を改善したうえで、手術を再開したいとしています。
神戸国際フロンティアメディカルセンターは、神戸市の医療産業都市構想の一環として設立され、死亡した4人のうち2人は、インドネシア人でした。

引用元-−-NHK

(朝日新聞)専門医団体「病院は手術中止を」 移植4人死亡で要請へ

神戸市の専門病院で生体肝移植を受けた患者8人のうち4人が死亡した手術をめぐり、専門医でつくる日本肝移植研究会が、手術前の評価や病院の体制などに「問題があった」として、今後の移植手術の中止を求める方針を固めたことが17日、わかった。近く報告書をまとめ、厚生労働省に提出する。

手術が行われたのは神戸国際フロンティアメディカルセンター(KIFMEC)。全国の移植成績をまとめている同研究会の関係者によると、KIFMECでは患者や肝臓提供者が移植に適しているかどうかの検査や検討が不十分だったり、手術やその後の患者の容体を管理する医師らの人員体制が大学病院などに比べ足りなかったりした可能性があるという。

 生体肝移植は健康な人から肝臓の一部を取り出し、重い肝臓病の患者に移植する。しかし、今回の肝臓の提供者の中には、肝臓につながる胆道が狭くなっていたのに移植された事例もあったという。移植の前に別に治療が必要で、研究会の関係者は「普通であれば、移植できない」と話した。

引用元-−-朝日新聞

(コトバンク)生体肝移植(セイタイカンイショク)とは?

肝移植の方法の一つ。健康な人の肝臓の一部を切り取り、末期の肝不全患者に移植する。肝臓は再生能力が高く、健康な人の場合、肝臓の65パーセントを切除しても、約1年後にはほぼ同等の大きさまで再生するとされる。日本では家族間での生体肝移植が主流となっているが、欧米で脳死肝移植が一般的。生体部分肝移植。

引用元-−-コトバンク

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