気になる！ジーンズの後ろのポケットには必ず刺繍が！

何気なく履いているジーンズ。いつも自然についている後ろのポケットの刺繍。

これが、メーカーのこだわりで商標にまでなっていて裁判にまでなるのです。

ジーンズにこだわる人にとってはとても重要なキーアイテムなのです。

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ジーンズの後ろのポケットの刺繍はこだわりアイテム

街を歩いていて真っ先に注目するのがデニム、とくに後ろから見たデニムのポケットを見ます。

何の気なしに見過ごしてしまっているデニムの後ろポケットには、よく見ると、刺繍が入っているものが多いのは知っていますか。
それぞれのメーカーによって、製造元によって、ポケットの刺繍が違います。

ちなみにこの刺繍は、ファッション用語においては、“ステッチ”または“スティッチ”と呼ばれていて、後ろポケットの刺繍は、バックステッチと呼ばれることが多いです。

それでは、いくつか一緒に見ていきましょう。
まずはリーバイスから。
街を歩いていて一番多いと感じるのが、このステッチ。
カモメの形をしていて、結構目立つものが多いです。

男性・女性ともに、愛好者が多く、今年のWWDジャパンのアンケートでは、ランキング１位に輝いていました。

ちなみに、WWDジャパンというのは、女性用のファッション誌のブランドですが、
男の僕が読んでも勉強になることがとても多いです。

引用元-大人のオシャレは、デニムでバレる！？｜とんぼのらくがき雑記ノート

ジーンズの後ろのポケットの刺繍はメーカーの商標

ジーパンのポケットにある､ミシンの模様て､気にしていますか？

先日､持込修理品のジーパンの後ろポケットが、Ｗになっていました。
Ｗは､エドウイン（縫い方により､ラングラー）の商標です。
今時信じられません。

違法行為です。

何気ない単なる､ミシン模様ですが､あなどってはいけません。
それが元で、裁判沙汰になっていました。

エドウインVSリーバイス（リーバイスがエドウインを訴えました。）

１０年くらい前から､密かに裁判が続いていました。
７年前くらいに､５つの案件で裁判の判決が出ました。
４つは､エドウイン勝訴。
１つだけ､リーバイス勝訴。

普通に考えれば､エドウインの勝ちですが､当時繊研（センケン）新聞（業界紙の日刊新聞）は、リーバイス勝訴の見出し！

流石､商業誌（新聞記事の下などにある広告です。これが､収入源です。）
長いモノには､巻かれちゃうんですね。
日本での会社の規模（年商）は､
エドウイン約４００億円。
リーバイス約２００億円です。
しかし､世界的規模では､リーバイスの方が､大きいようです。
エドウインの社員は､怒っていました。（あたりまえですよね！４対１なのにね。）

裁判の焦点は、確か、赤タブ（ポケットについている赤いリボン。）の位置やらでした。
エドウインが負けたのは､すでに生産中止になったモデルの後ろポケットのミシン模様が､類似している。と､負けました。

その後､なんとしてでも､エドウインを潰したいリーバイスは､今回裁判でやっと､勝ちました。

決め手は、第三者に､エドウイン製ジーパンの後ろのポケットも模様を見せて、「これは、リーバイスの模様に見えますか？」と聞いたそうです。
ちょっと見、ジーパンなんか興味無い人には､ミーンナ同じに見えるらしいです。

引用元-後ろのポケットのミシン模様は命です – ジーパンの逆襲

後ろのポケットの刺繍は実用性の上にデザインが成り立っているのです

リーバイスのジーンズ。
そのバックポケットには「アーキュエイトステッチ」と言われる二本線の刺繍が施されている。

もともと破れやすいバックポケットの内側に補強用の布を縫い合わせる際に必要になったこのアーキュエイトステッチ。

冷静に見てみると、

・ブルーという色に合わせたイエローステッチ
・考えぬかれた曲線

これはもはや伝説と言っていいほどに偶然なのか、必然なのか、他のブランドが真似せざるおえない程にバツグンのデザイン性を有している。

引用元-ジーンズの原点LEVIS501がすげーと思う3つの理由。 – もとぱん。

知ってましたか？ポケットの刺繍の名前は『アーキュエット』

リーバイスのジーンズのバックポケットには、弓状の特徴的なステッチが施されています。アーキュエット(arcuate)は弓状、アーチ形の意味です。

左の写真は現行のUSモデルの501STF(Shrink to Fit)リジッドとブラックです。右ポケットに付いている赤タブと共にリーバイスのジーンズの象徴的デザインです。
街で人が穿いているジーンズを後ろから見ても、すぐにリーバイスかどうか分かります。
リーバイスに影響を受け、各社、各ブランドともバックポケットのステッチに特徴を持たせようとしている様に思いますが、アーキュエットステッチはシンプルでありながら非常に特徴的で、とても完成度の高いデザインだと思います。

アーキュエットステッチの歴史は非常に古く、現在、世界最古のジーンズと思われる推定1879年のXX（左の写真：リーバイス社のホームページから）にもアーキュエットステッチが施されています。そのため、恐らくアーキュエット・ステッチはリーバイスの最初のジーンズが施されていたと思います。
アーキュエットステッチが施された理由は、ジーンズが発明された当時、ブランケットライニング付きのものが珍しくなく、デニムとブランケットを縫い合わせるために本ステッチが施されたのが始まりとされています。
この様にアーキュエット自体の歴史は古く、リーバイスのジーンズを象徴するデザインディテールの一つでもあるにもかかわらず、1943年とかなり後になってから商標登録されました。

引用元-アーキュエットステッチについて | ロングホーンインポート

進化しているジーンの後ろのポケットの刺繍

２００２年ＭＡＲＴＩＮ　ＫＳＯＨＯＨがブランド設立

２００５年アメリカに進出独創的はバックポケットの刺繍やそのクオリティーの高さが話題となり初年度にも関わらず全米にて１２店舗が取り扱いを熱望する
その中でも特に高い評価を得ていた『ＦＲＥＤ ＳＥＡＧＡＬＳ』にて２００５年正月より正式に取り扱いを開始。初回入荷分は即完売となる

その後、『ＲＭＣ』の噂は全米に広がJAYz.NAS.JAMIE FOXX.JUSTIN TIMBERLAKE等数多くの有名アーティストが様々なコンサートやアワードの授賞式に着用して現れる。
又、ＮＡＳを始めとする有名ラッパーのリリックの中に多数登場するなどメディアを通して更に人気を上げていった。

その一方、デザイナーの意向により正式なカタログ等は一切存在せず、入手方法などブランドの謎の多さが更に人気に拍車をかけている。そんな状況の中、現在アメリカではストリートの憧れのジーンズとして君臨している。

引用元-ビックサイズ RMC フローライダー着用 Wのバックポケット金刺繍ジーンズrｐｃ2004b 商品詳細 エビスジーンズ、evisu、エヴィスジーンズの通販・販売｜ROCK

twitterの反応

ジーンズに求めるところは、バックポケットの刺繍と、腰の右後ろの革ロゴ！惜しい！ユニクロ！惜しい！

— 苺食べて！ (@666lowandlong) August 8, 2015

貧乏な力強いデブは手芸が上手くなるな。ジーンズ履こうと引っ張ったらポケット横に穴空いた。どういったこっちゃ。刺繍糸がいくら探しても見つからないから裏布当てて四本取りの糸でミニバラたくさん刺繍。でも丸くやっちゃったから紫陽花みたい。太ったから履けるジーンズ少なくなっちゃって大変。

— ウメパール (@yideru) June 24, 2015

エプロンのポケットが歪んでたから直そうと一度はがしてみたら どうせならかっこよくしたいとか思い出してきて（笑） いらないジーンズのポケット切り取ってつけたり 名前の刺繍の弱弱しさに( ˙-˙ )ﾑﾑﾑとなったからうえから刺繍し直したりして………(´๑•_•๑)

— うますけ (@umasuke_chi_dHe) May 29, 2015

オシャレそうな若い男性のはいてるデニムのお尻が弓型刺繍だと、今でもホッと安心するf^_^;) 社員じゃなくて、関係者でもなくて、普通にストアで買ったヤツであってくれることを祈ってしまう。で 他人のお尻を見つめるクセは抜けない。や、あくまでもジーンズのバックポケットのみですから！

— のろまなみえら (@mieton) May 5, 2015

先日仕事帰りに、ジーンズの後ろポケットに桜の花びらが舞っている刺繍、上着の背中も和風のプリントというスタイルのおにーさんを見て、うおー、気合い入ってんなーと思ったが、私もそっち系の服を数着持っている事を思い出した。 好きなんですよ、和風プリント。

— 時雨 (@shigrain) January 24, 2015

駅で電車待ってるお兄さん方のジーンズの後ろポケットのWみたいな刺繍を見るたびに人差し指でなぞりそうなるのを日々堪えながら生きています。

— 佐々木ヤス子 (@yasuko696) January 18, 2015

メルカリでTRUE RELIGIONのジーンズ1300円で売ってたから即買いした。 バックポケットに侍の刺繍してあるやつ。

— ¥u-ki (@KICK_Ur_NUTS) October 20, 2014

朝　ジーンズの後ろのポケットあたりにゾウさんの刺繍がある人がいて 薬局にたまに飾ってあるゾウさんかと思って へぇ珍しいって思っていたけど あれは実はダンボだったんだろうか・・・

— まゆみ (@myayumi) October 8, 2014

アイリッシュセッターより、エンジニアブーツを好んだ。戦時中に生産されたジーンズのポケットのステッチは刺繍ではなくペンキで描かれていて憧れだった。赤耳があることを主張するためのロールアップなら許せた。

— 少年ノ口シィ (@catptmd) August 22, 2014