東京電力と中部電力が新会社「JERA」設立！海外ＬＮＧ調達など火力発電事業を。社長に垣見祐二氏、会長に内藤義博氏が就任か

東京電力と中部電力は、海外からの燃料調達を共同で行うなど火力発電事業を包括的に行う新会社を、今月設立することを正式に発表しました。液化天然ガス（ＬＮＧ）調達量は年間約4000万トンと世界最大級になる。価格交渉力を高めることで燃料調達コストを削減するほか、火力発電事業の効率化を進めて電気料金を抑制する。東京電力と中部電力が５０％ずつ出資して、火力発電事業を包括的に行う新会社「ＪＥＲＡ」を今月３０日に設立するとしています。また、新会社の社長に中部電力の垣見祐二専務執行役員が、会長に東京電力の内藤義博取締役が就任するとしています。

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（youtube動画-ANNnewsCH）電力自由化にらみ　東電・中電が火力発電で新会社

（NHK）東電・中電 火力発電事業で新会社 今月設立

東京電力と中部電力は、海外からの燃料調達を共同で行うなど火力発電事業を包括的に行う新会社を、今月設立することを正式に発表しました。
これは東京電力と中部電力が１５日、都内で記者会見を開き、明らかにしたものです。
それによりますと、両社は５０％ずつ出資して、火力発電事業を包括的に行う新会社「ＪＥＲＡ」を今月３０日に設立するとしています。
また、新会社の社長に中部電力の垣見祐二専務執行役員が、会長に東京電力の内藤義博取締役が就任するとしています。
新会社では火力発電の燃料に使われるＬＮＧ＝液化天然ガスなどの共同調達などを進めるとともに、再来年春ごろに既存の火力発電所についても新会社の下で統合するか判断することにしています。
記者会見で、社長に就任する中部電力の垣見専務執行役員は「消費者のために安い燃料を調達して発電の原価を下げるという設立の原点を忘れないようにしながら、事業の規模や領域をグローバルレベルにまで拡大していきたい」と述べました。

引用元-−-NHK

（毎日新聞）ＪＥＲＡ:東電・中部電が新会社　３０日、調達と火力提携

東京電力と中部電力は１５日、燃料調達と火力発電部門で包括提携し、共同事業会社「ＪＥＲＡ（ジェラ）」を今月３０日に設立すると発表した。新会社は液化天然ガス（ＬＮＧ）調達量が年間４０００万トンと世界最大規模になる。両社は２０１７年春を目標に火力発電所全体の統合について判断。電力自由化による競争激化に備え、燃料調達と火力発電で事業統合し、効率化による競争力強化を目指す。

　新会社は東電と中部電が５０％ずつ出資。東京都内に本社を置く。当初は新規の燃料調達と国内外の火力発電事業の新設事業を手掛け、１６年夏までに燃料調達や海外発電事業を順次統合する。１７年春を目標とする火力発電所全体の統合について、中部電の水野明久社長は記者会見で「提携の効果を一つずつ確認しながら判断するが、最終形として一体になるのが望ましい」と述べた。

　新会社の会長には東電の内藤義博取締役（６４）、社長には中部電の垣見祐二専務（６２）が就く。ＪＥＲＡはＪＡＰＡＮ（日本）の頭文字とＥＲＡ（時代）を組み合わせた造語。垣見氏は記者会見で「世界最大規模のＬＮＧ調達量を生かし、東アジアで最も安い調達価格を実現したい」と、新会社を世界的なエネルギー企業に育てることへの意欲を示した。

引用元-−-毎日新聞

（ロイター）東電と中部電が火力新会社、燃料費削減と電気料金抑制

東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)と中部電力(9502.T: 株価, ニュース, レポート)は１５日、火力発電分野の包括提携に伴い、両社の折半出資による新会社「ＪＥＲＡ（ジェラ）」を３０日に設立すると発表した。世界最大級の液化天然ガス（ＬＮＧ）調達量で価格交渉力を高め、燃料コスト削減と電気料金の引き下げをめざす。

新会社の社長には中部電の垣見祐二専務執行役員（６２）、会長には東電の内藤義博取締役（６４）が就く。垣見氏は都内で開いた会見で「国際競争力のある価格で安定的に（電力を）供給する」と述べ、「東アジアで最も安い調達価格をめざす」と語った。内藤氏は、新会社の事業で得た利益を「福島の復興にも役立てていきたい」とも語った。

まず新たに契約する燃料調達、新規の海外発電事業、火力発電所の新設・建て替えを新会社に一本化する。１０月１日をめどに燃料の輸送・取引事業を統合し、１６年夏には両社の既存の燃料調達、既存の海外発電事業を新会社へ移す予定だ。本社は東京都中央区に置く。設立当初は従業員５０人ほどだが、１６年ごろには４００人規模に増やしたい考え。

一方、既存の火力発電所の統合については、引き続き検討し、新会社での提携効果などを見極めたうえで、従来通り２０１７年春ごろに判断する方針をあらためて示した。

判断に２年という時間を要する理由について、中部電の水野明久社長は、統合の「成果を検証していきたい」などと説明。東電の広瀬直己社長は「大きな経営判断になる。しっかりとした目標をもって協議を続ける」と述べた。

引用元-−-ロイター

（テレビ朝日）電力自由化にらみ　東電・中電が火力発電で新会社

　東京電力と中部電力が火力発電の新会社を設立します。

　両社は50％ずつ出資し、新会社「JERA」を今月30日に設立します。火力発電の燃料の調達から発電まで手掛ける新会社を通じて、経営の効率化を図ります。すでに稼働している火力発電についても、新会社への統合を検討するとしています。電力業界では、来年の電力完全小売り自由化をにらんで、地域や業界の枠を超えた提携が相次いでいます。

引用元-−-テレビ朝日

（日本経済新聞）東電・中部電、新会社発表　世界最大級のＬＮＧ調達

東京電力と中部電力は15日、燃料調達と火力発電事業の包括提携に伴う共同事業会社「ＪＥＲＡ（ジェラ）」を30日に設立すると発表した。液化天然ガス（ＬＮＧ）調達量は年間約4000万トンと世界最大級になる。価格交渉力を高めることで燃料調達コストを削減するほか、火力発電事業の効率化を進めて電気料金を抑制する。

東電の広瀬直己社長と中部電力の水野明久社長が同日、都内で記者会見した。広瀬社長は「ジェラを通じてグローバルに発展し、競争に打ち勝っていきたい」と強調。水野社長は「互いの強みを持ち寄ってエネルギーの安定供給につなげたい」と述べた。

　新会社の本社は東京都中央区に置く。社長には中部電の垣見祐二専務執行役員、会長には東電の内藤義博取締役が就く。約50人体制でスタートする。

　まず新規の燃料調達や海外事業を新会社に一本化する。10月１日をメドに燃料の輸送や取引事業を統合し、2016年夏に既存の燃料調達と海外事業も移管する計画だ。懸案の既存の火力発電所の統合については17年春ごろまでに判断する。

引用元-−-日本経済新聞

twitterの反応

【新会社ＪＥＲＡを設立！】本日、東京電力と中部電力は、世界で戦うグローバルなエネルギー企業を目指して、包括的アライアンスを実施する新会社を4月30日に設立することを決定しました。http://t.co/c1fN4ujL2M pic.twitter.com/t8Zq4pzrR1

— 東京電力　株式会社 (@OfficialTEPCO) April 15, 2015

■プレスリリース■東京電力株式会社と中部電力株式会社は，2015年2月9日に締結した合弁契約に基づき、本日、「株式会社JERA(ジェラ)」を4月30日に設立することを両社で決定いたしましたのでお知らせいたします。 http://t.co/Q7bQZNVJNG

— 中部電力株式会社 (@Official_Chuden) April 15, 2015

これは合理的ですね。川上は統合した方が安く買えます。 ＲＴ東電・中部電、新会社発表　世界最大級のＬＮＧ調達：日本経済新聞 http://t.co/mKf1kd92yJ

— 石井孝明 (@ishiitakaaki) April 15, 2015

電力自由化にらみ　東電・中電が火力発電で新会社 http://t.co/EjvYbKGWIF

— テレ朝news (@tv_asahi_news) April 15, 2015

東電　中部電力　　包括的アライアンスを実施する新会社設立で１５時会見　とブルームバーグ

— 満州中央銀行 (@kabutociti) April 15, 2015